パックラフトを使った川渡で必要な装備例

新しい遊びを始める時は、安全にそして快適に楽しめるようにギア類にも気を配りたい。ここでは「オーチョキャンプ」代表の西奥さんが愛用するアイテムを例に、パックラフトを使った川旅において、どんなギア類が必要になるのかご紹介していこう。

パックラフトで行く四万十川|オーチョキャンプ

▲シルキー・ゴムボーイ:河原での焚き火は流木を燃料にすることが多い。このため運搬用に適当なサイズに切断することも多く、よく切れるノコギリが1本あるととても便利だ。

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▲AOクーラーズ・12パック キャンバスソフトクーラーブレイクアップ:川旅に限らず、ひとつは持って行きたいソフトクーラーボックス。350ml缶が12本+2.2ℓの水を持ち運ぶことができる。

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▲サーマレスト・Zシートソル:河原で座る時に重宝するサーマレスト製の座布団。アルミ蒸着されているため、下からの冷気をシャットダウンしてくれる。

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▲キャリーザサン・クールブライト:移動中に太陽光で充電し、夜間に使えるLEDランタン。パックラフトに取り付けて充電すると、一晩は十分に灯すことができる。

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▲オレゴニアンキャンパー・ペーパーホルダー:川旅でも生理現象は避けられない。近くにトイレがあるとは限らないため、トイレットペーパー&ホルダーもまた、必需品のひとつである。

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▲キャラバン・スタッフサック・SILICコーデュラ・ドライサック5L:軽量で高強度な防水サック。フルシームテープ加工が施されており、高い耐水性を発揮する。西奥さんはカメラなどの精密機器を入れるのに使用している。

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▲マイルストーン・MODEL MS-H2:充電池・乾電池併用モデルのヘッドライト。照明が一切ない夜の川原において、唯一の頼り。

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▲ネイチャートーンズ・ビヨンドテーブル:パーツの組立が必要ない一体型のフォールディングテーブル。素材がSPC材(鉄)のためコンパクトな割に重量は780gとしっかりとしていることから、安定感があり使いやすい。

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▲トランギア・ストームクッカーS・ブラックバージョン:アルコールストーブに1.0ℓのソースパン2つとフライパンを組み合わせたセット。アルコールストーブは耐風性が高いため、風の強い場所でも使いやすい。

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▲ビッグアグネス・コッパースプール HV UL2EX:自立式・吊り下げ式のドーム型テント。幕体はダブルウォールになっており、ポールを入れても約1.4kgと軽量。ペグを打ち込まなくても自立するので、石の多い地形では特に便利。

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▲オーチョキャンプ×下本一歩・Tabiスポーク:燻竹を材料にしたオーチョキャンプ製スポーク。高知在住の竹細工作家である下本一歩氏とのコラボレーション作。メタル製品と違って口当たりが柔らかい上、軽くて丈夫。新製品。

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▲オーチョキャンプ・ファイヤースターター:鹿角を使ったファイヤースターターのみオーチョキャンプ製。これに麻紐を加え、フランス軍の医薬品ケースに入れて愛用している。鹿角は水難事故のお守りにもなるので、川旅には最適。

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▲バーゴ・アルコールフューエルボトル:アルコール燃料ボトル。円筒状のボディに1オンス(約30cc)毎の目盛が刻まれている。ご飯1合を炊くにはアルコール1オンスなど、必要な燃料量がすぐにわかるのが便利。

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▲トークス・チタニウムポット750:調理器具はアルコールストーブとプリムスのガス・バーナー。クッカーの中に全部収まる。手っ取り早くお湯を沸かしたい時に使用する。

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▲ゴッサマーギア・ザツ:後藤さんが使用しているソロ用のウルトラライトテント。登山で使用する際はトレッキングポールを、川旅ではパドルや流木をポールにして使用することができる。

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▲ 五徳:焚き火料理用に鉄の棒を曲げて作ったという自作の五徳。足の開く角度により乗せるものの大きさに合わせることができる。

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▲サーマレスト・ネオエアートポリュクス:空気で膨らませるエアーマット。膨らませると10cmの厚さになるため、大きな石が転がっている川原でも快適な就寝スペースを作れる。ツインロックバルブを採用し、準備・撤収時に時間がかからない。

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▲ネルデザインワークス・コザラ:ネルノバッグに収納して愛用している小皿。

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▲ネルデザインワークス・ネルノバッグ:タイベック素材で作られた保冷バッグ。西奥さんは同じネルデザインワークス製のコザラなどを食材と一緒に収納している。

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▲ヘレ・エゲン:多用途に使えるブッシュクラフトナイフ。ナイフ付きのマルチツールよりも、ちゃんとしたナイフが1本ある方が便利。鉈がわりにもなり、バトニングも可能。

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▲ウイスキーフラスコ:西奥さんが愛用するウイスキーフラスコ。ビールだと荷物が増えてしまうが、ハードリカー系は量が少なくても済むので川旅のお供には最適。

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▲オーチョキャンプ・コーヒーフィルターウォレット ソロ:ペーパーフィルター専用のウォレット。台形型、円錐型のどちらでも収容可能。素材はキャンバス地、ベルト部分は牛革。手前に写っているのはミュニーク製のテトラドリップ(ドリッパー)。

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▲オーチョキャンプ・サラペ・キャンピングマット:表面はメキシコの職人がハンドメイドで仕上げたサラペ。裏面は防水仕様のナイロンオックス。中綿を入れてあるので、地面からの冷気や湿気を防いでくれる。レザーキャリー付き。

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▲ブレンダーボトル・プロスタック:小分けに収納できるコンテナ。調味料、お茶、コーヒーなどを分けて収納できる。

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▲フェデカ・ヤマ飯ナイフ:小さくても切りやすい形状のフォールディング・ナイフ。刃とグリップを包丁と同じような角度で仕上げているため、調理に適している。

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▲マグカップ:メラミン素材のマグカップ。スティーブ・マックイーンの写真集に同じものが写っていたことから愛用している。

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▲行動食:長時間の運動で失ってしまうエネルギーを補給するため、パックラフトに乗りながら少しずつ口に入れてカロリー補給をするためのもの。飴や梅干しなどでもいいが、清岡さんはカロリーの高いナッツ類を持ち歩いている。容器はお好みで。

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▲マルキル・アルフェランボトル:浄水した川水を入れておくための容器。西奥さんが30年近く使用しているヴィンテージ品。

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▲ライター:西奥さんがメキシコで手に入れたというジッポー風オイルライター。レンガ会社のノベルティ。

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▲カタダイン・ビーフリー:西奥さん曰く、川旅の必需品。どんなに綺麗な場所でも川の水はそのまま飲むことができない。ビーフリーは水に含まれる微生物を99.9%、バクテリアを99.9999%除去する携帯用浄水器だ。

CONTACT|オーチョキャンプ
WEB|http://ocho-camp.com
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Camp Goods Magazine vol.25

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