もっと気軽にバイクで楽しむアウトドアスタイル 手ぶらで楽しむ“焚き火時間”|ロイヤルエンフィールド・ハンター350

クルマとバイク

キャンプの醍醐味は人それぞれだが、楽しみのひとつとして“焚き火”をあげるキャンパーは少なくない。もっとも、オートキャンプなら愛用の焚き火道具をいくつも積み込めるが、バイクの場合はどうしても厳選せざるを得ない。「手ぶらで楽しむ“焚き火時間”」とは、焚き火道具さえも持参する必要がない、すべて現地調達というアウトドアスタイル。身ひとつで楽しめるだけに、休日の朝の気分次第、ぶらっと走って焚き火だけを楽しんで帰ってくるという贅沢な時間の使い方だ。

ROYAN ENFIELD

▲歴史や伝統を感じさせるオーセンティックなフォルムが特徴的なハンター350。軽量な車体は、男性はもちろん小柄な女性でも取り回しが楽。ライディング経験を問わず、気軽に乗り回せる一台だ。

アウトドアの楽しみ方は千差万別だ。数多くの道具を詰め込んでキャンプに向かうのもいいし、バックパックひとつでシンプルかつミニマムな一夜を過ごすのもいい。

さらに、もっと身軽に楽しむなら手ぶらのままバイクに乗ってフィールドに向かうという選択肢もある。

アウトドア施設の中には、焚き火を楽しむために必要なツールがレンタルできる場所も少なくない。茨城県坂東市にある「RVパーク シュガーベース」も手ぶらのまま焚き火を楽しめる施設だ。

直火を楽しめるファイヤーピットや燃料となる薪など、“焚き火タイム” を楽しむのに必要な道具一式は現地で調達可能。場内にはキャンピングカーやガレージ付きのツリーハウスなど、ユニークな宿泊施設も備わっている。

今回の撮影ではロイヤルエンフィールド製ハンター350を使って“手ぶらで楽しむ焚き火タイム”を再現した。

“世界最古の”という常套句が用いられることの多いロイヤルエンフィールドだが、現在のラインナップはカジュアルに乗りこなせるモデルを中心にしており、中でも「ハンター350(HUNTER350)」は街乗りからツーリングまでシーンを問わずにライディングを楽しめる一台だ。

普通二輪免許で乗れるトラディショナルなスポーツバイクは排気量349cc(空冷単気筒SOHC2バルブエンジン)。20PSという最高出力は、ハイパワーとはいえないが、街中をトコトコと走るには必要にして十分。

気負うことなく気軽に走り出せるから、手ぶらで“焚き火タイム” を楽しむのにもちょうどいい。

目的地に到着したら、焚き火道具を借りてファイヤーピットに薪を焚べるだけ。

夕暮れまで焚き火を楽しんだら火の始末を終えて帰途につくのもいいし、時間に余裕があれば日が暮れるまで揺らぐ炎を楽しみ、そのまま宿泊棟でゴロンと転がってしまうのもいいだろう。

家族で楽しむオートキャンプとはまたひと味違うバイクで楽しむ手ぶらキャンプ。これもまた贅沢な時間の使い方である。

ROYAN ENFIELD

▲写真はスポーティなタンクカラーの「Rebel Blue」。エンジンはフューエルインジェクション仕様の350cc空冷単気筒。低回転域での力強いトルクを特
徴としており、街中からアウトドアまで場所を選ばずゆっくりと走るのに最適なモデルとなっている。

▲左上から順番に:350cc空冷エンジンを搭載したハンター350。街乗りから高速道路まで気持ちよく乗り回せるスポーティなモデル。 写真の個体はオプションのバーエンドミラーマウントを使って、ブラックバーエンドミラーを装着したもの。 シート高は790mmと足付き性がよく、取り回しのいい車体。渋滞の多い都市部でもストレスが少ないサイズ感だ。メーターはアナログ速度計とデジタル表示を組み合わせたデザイン。ハンドル部にUSBポートも設置されているので、走行中にスマホの充電も可能だ。デザインやカラーなど、個性的な外装色がラインナップするハンター350。写真の「Rebel Blue」以外にも5カラーがラインナップしている。ハンター350はロイヤルエンフィールドのラインナップ中、前後に17インチタイヤとアルミキャストホイールを装備する唯一のモデル。

ABOUT ROYAL ENFIELD|ロイヤルエンフィールドとは
1891年、縫製用の針や自転車を製造していたジョージ・タウンゼンド社を実業家のボブ・ウォーカーとアルバート・エディが手に入れたのが発祥。1893年には初のオリジナル自転車を製作し、「ロイヤルエンフィールド」のブランド名が生まれる。1901年には初のロイヤルエンフィールド・モーターサイクルを製造。以来、一世紀の歴史を超える世界最古のモーターサイクルカンパニーとして知られるのが「ロイヤルエンフィールド」だ。

CONTACT|ROYAL ENFIELD Japan(総輸入発売元 ピーシーアイ株式会社)
WEB|https://www.royalenfield.co.jp
LOCATION|RV PARK SUGAR BASE
WEB|https://sugarbase.net
MODEL|MOTO
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2024
SOURCE|Camp Goods Magazine Vol.36

※商品の詳細(価格・サイズなど)は掲載時のものとなります。
※本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。

関連記事

新着記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


人気ランキング

  1. 1

    試張してわかった大人気テントの設営手順|テンター・オルタスS

  2. 2

    電波の届かないキャンプ場でも、これで安心!|スターリンクローム(STARLINK ROAM)

  3. 3

    燈人(トモシビト)|沖縄県|沖縄・那覇市内に立地する希少なキャンプ用品専門店

  4. 4

    REI(アメリカ)|スタイリッシュなアウトドア用品店

  5. 5

    llama(ラマ)|鍛冶屋の手で生み出される、一生を共にする道具たち

最近の記事

  1. キャンプグッズ・マガジン vol.38|10月30日発売

  2. キャンプグッズ・マガジン vol.37|6月28日発売

  3. もっと気軽にバイクで楽しむアウトドアスタイル 手ぶらで楽しむ“焚き火時間”|ロイヤルエンフィールド・ハンター350

  4. キャンプグッズ・マガジン vol.36|4月30日発売

  5. キャンセル分追加募集中【5月25日〜26日】LAND CRUISER CAMP OUT FUJI 2024|ランドクルーザー・キャンプアウト富士2024

TOP