◉東北エリアでは貴重なガレージブランド中心の品揃え
◉店舗オリジナルのアイテムも続々開発中
◉東北道・泉ICからクルマで5分
宮城県仙台市の郊外に立地することから、「Suburbs」=「郊外」という文字を店名に使用した「センダイサバーブショップ」。2020年1月にオープンした店舗は、仙台の市街地からクルマで20分程度、さらに東北自動車道・泉ICからも数分というアクセスのいい立地に店舗を構えている。
ショップは(自動車用の)ガレージ販売店の敷地内にあり、見本として建築されている建屋のひとつが「センダイサバーブショップ」の店舗だ。駐車場も完備されている上、国道沿いという立地もあり、気軽に立ち寄れる場所といえるだろう。
代表の阿部さんは、アウトドア好きという父親の影響を受けて、幼い頃からキャンプがいつも身近にある環境で育ってきたという。成人後は建築・設計やプロダクツデザインなどの経験を積んだ後、脱サラして店舗を開店。現在も休日を利用してキャンプを欠かさず、実際に使ってみた経験を元に販売用のアイテムを仕入れているそうだ。
周囲に大型の量販店などもあることから、取り扱う製品はポピュラーなものよりはマニアックなものが中心。テントは「ヘルスポート(HELSPORT)」(正規販売店)、シュラフは「ナンガ(NANGA)」をセレクトするなど取り扱う商品はどれも本物志向だ。「ネルデザインワークス(neru design works)」や「アシモクラフツ(ASIMO CRAFTS)」「インアバンス(INAVANCE)」「BGO」「H&O」など、入手の難しい人気のガレージブランドも充実している。
また、新品だけでなく、「コールマン(Coleman)」のヴィンテージランタンにも力を入れているそうで、店内にはレストレーションや修理を行うスペースもある。もちろん、調子の悪くなったランタンの修理も引き受けてくれるそうだ。キャンプの際に「あったらいいな」と思うモノは積極的に企画し、オリジナルアイテムとして製品化してしまうのも「センダイサバーブショップ」の大きな特徴のひとつ。店名の入ったオリジナルは、どれも阿部さんが試行錯誤して完成させた製品で、まさに痒い所に手が届くような気の利いたものばかりだ。
店舗の床面積は約9坪。限られたスペースを埋め尽くす様に、店内にはぎっしりと製品が並んでいるが、燃料や調味料、蚊取り線香など手軽に購入できるものも多いので、ビギナーでも安心して訪れることができる。周囲には大型ショッピングセンターも多く、買い物の帰りにぶらりと立ち寄ることもできるスペシャルショップである。
SENDAI SUBURB SHOP(仙台サバーブショップ) | |
所在地 | 宮城県富谷市富ケ丘1-3-712 |
営業時間 | 12:00-17:00 |
定休日 | 木曜日 |
電話番号 | 090-7334-8886 |
アクセス | 東北自動車道・泉インターを降りて約5分。仙台市からクルマで20分 |
WEBサイト | https://sendaisuburb.thebase.in |
PHOTO|KOSUKE ARAI
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|CAMP GOODS MAGAZINE vol.26
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