カーミットチェアのカスタムをいち早く手がけたことで知られる「オールドマウンテン(old mountain)」は、島根県を拠点にしながら、全国に熱狂的なファンを抱えるガレージブランド。
![オールドマウンテン・カーミットチェア](https://campgoods.jp/wp-content/uploads/2022/12/old-mountain_17.jpg)
▲ラクダ(シート生地):日本国内でなめし加工を施したラクダ革を使用するカスタムジャケット。なんとラクダ 1 頭分を使用するという贅沢な製品だ。特徴の異なる素材を3種類使用することでまるでヴィンテージデニムのような風合いに変化していくのも、より一層愛着が湧くポイントだ。(※カーミットチェア本体は別売)。
代表の辻ノ内さんは、本業が建築業ということもあり、木材に対する加工技術に長けていた上、かつてハーレーダビッドソンのカスタムも手がけていたことから、革や金属に対する知識も豊富にもっていた。
![オールドマウンテン・カーミットチェア](https://campgoods.jp/wp-content/uploads/2022/12/old-mountain_15-200x300.jpg)
▲ヒジラク:オリジナルのアームレストより長さを延長した上、幅も広くリデザインされたカスタム・アームレスト。
そうしたバックボーンを基にし、ラクダ革を使った張替用のシートや、素材を真鍮に変更した金属パーツ、幅を広げた肘掛けなど、オリジナルのカーミットチェア本体の部品を交換・装着するカスタムパーツを幅広く展開している。
特にラクダ革を使用したカスタムジャケット「ラクダ」は、革の伸びを考慮して3種類を使い分けた結果、1脚のシートにラクダ一頭分の革を使うという非常に贅沢なもの。
また、オルテガ柄のデザインを採用した「ガラクダ」など、見た目だけでなくネーミングもユニークな製品も多い。
このようにオールドマウンテンのカスタムパーツは、もともと一生モノといわれるカーミットチェアを、さらに一生愛せるチェアへと変えてしまうマニア垂涎の的といえる存在だ。
![オールドマウンテン・カーミットチェア](https://campgoods.jp/wp-content/uploads/2022/12/old-mountain_23.jpg)
▲ガラクダ(シート生地):ハーフレザージャケット・ハンラクに使用されているワンウォッシュ・コットンにオルテガ紋様と、インド西部のラジャスタン州ビカネールで毎年恒例となっている「ビカネール・キャメル・フェスティバル」でラクダに入れられる紋様を組み合わせたオリジナルデザインの張替えジャケット。(※カーミットチェア本体は別売)。
![オールドマウンテン・カーミットチェア](https://campgoods.jp/wp-content/uploads/2022/12/old-mountain_16.jpg)
▲ブラス(金属パーツ):カーミットチェアは本来アルミ製の金属パーツを使用するが、オールドマウンテンのブラスは、その名の通りこれらの金属パーツをすべて真鍮製に交換するもの。時とともに色合いの変わる、真鍮ならではの経年変化を楽しめる。なお、セットには座面、背面接合部分4枚・足元のブレス部分4枚・アール木部留め部分2枚、ヒジラク部分(延長)2枚の12点セットとなる。
![オールドマウンテン・カーミットチェア](https://campgoods.jp/wp-content/uploads/2022/12/old-mountain_21.jpg)
▲オールドマウンテンのカスタム・ジャケットは、少しでも長く使えるように、折り返しのステッチ部分に特殊材料を仕込んで、伸び止めを施しているのが特徴。座面裏にも強度の強いパラフィンコットンを採用することで、生地の沈み込みを抑制している。
SPEC | |
ブランド | オールドマウンテン |
モデル | ラクダ |
価格 | 4万2900円(税込) |
モデル | ガラクダ |
価格 | 3万5200円(税込) |
WEB | https://www.oldmountain.jp |
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2021
SOURCE|Camp Goods Magazine Vol.17
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