RECAMP砂湯(北海道)|砂を掘ると自噴する天然温泉が楽しめる湖畔のキャンプ場

北海道

砂を掘って楽しむ天然温泉・砂湯。目の前には国内最大のカルデラ湖である屈斜路湖。近くには摩周湖や阿寒湖もある。道東の観光地が連なる絶好のロケーションとリフレッシュされたばかりの真新しい設備など、「RECAMP砂湯」はファミリーでも楽しめる大型のキャンプ場だ。

RECAMP砂湯(北海道)

▲屈斜路湖は道東・弟子屈町にある日本最大のカルデラ湖。アイヌ語で沼の水が流れ出る口を意味する「クッチャラ」に由来する。道北にあるクッチャロ湖とは語源は同じだが、まったく別の湖だ。全域が阿寒国立公園に指定されており、「RECAMP砂湯」はその東側湖岸に位置している。

砂湯は屈斜路湖(くっしゃろこ)の湖畔で楽しめる天然温泉の一種。砂浜を掘ると底から天然温泉が自噴するという珍しいスポットであることから、屈斜路湖観光の人気スポットとして知られている。子ども用や足湯程度のサイズなら手軽に掘れるため、ドライブの途中で立ち寄り、砂湯を楽しむ観光客も多い。

「RECAMP砂湯」は、その屈斜路湖畔の砂湯にあるキャンプ場だ。 ここは元々「砂湯野営場」として親しまれてきた施設を民間企業と環境省・北海道・弟子屈町らが共同で再整備したもの。阿寒摩周国立公園内では「RECAMP摩周」および「RECAMP和琴」の2ヶ所も同様の取り組みにより公営野営場の再活性化が図られている。

「RECAMP砂湯」は2020年7月にオープンし、28の区画サイトと150組まで収容できるフリーサイトを展開している。

キャンプサイトは湖畔の北側が区画サイト、南側がフリーサイトとなっており、いずれも車両の乗り入れは不可。道道52号を挟んだ逆側にある大型駐車場にクルマを止め、運搬用のリヤカーを借りてサイトまで荷物を運ぶ。区画サイトはソロやデュオキャンパー向けとした占有面積約56㎡から64㎡、150㎡という合計3サイズが用意されている。

一方、南側の湖畔に広がるフリーサイトは木々が適度に生えている林間サイトになっており、まるで森のような雰囲気だ。地面はどちらも芝生や砂地。ペグは長めのしっかりとしたものを用意した方がいいだろう。

共用設備は北側、南側共にトイレや炊事棟、ゴミステーションが新設されており、真新しい設備で快適に滞在を楽しめる。炊事棟は水道と流し、作業台が用意された屋根付きのスペース。トイレは洗浄機能付きの洋式・水洗式だ。ただし、シャワーや風呂は場内に用意されていない。砂湯は場内の湖畔側で楽しめるが、汗を流したり、体を洗ったりするならクルマで10分程度の距離にある川湯温泉(硫黄泉の天然温泉を楽しめる)を利用しよう。

RECAMP砂湯(北海道)

▲南側のフリーサイトは一度に150組が利用できるという広大なスペース。開けた場所は少なく、湖畔に広がる森のような雰囲気だ。地面は自然地形のままなため、水平でない場所も多い。

RECAMP砂湯(北海道)

▲写真は北側の区画サイトエリア。砂湯は場内の水辺で楽しめる。掘ると地面から40度近い天然温泉が自噴する。足湯程度で楽しもう。

RECAMP砂湯(北海道)

▲写真は区画サイトのある北側のキャンプサイト。一部は湖に向かって2列になっており、水辺の方がやや割高に料金設定されている。

RECAMP砂湯(北海道)

▲キャンプ場の脇を走る道道52号。弟子屈町内、川湯温泉街へと繋がっている。夜間は交通量が少ないため、車両の走行音もあまり気にならないだろう。

RECAMP砂湯(北海道)

▲清潔感のある真新しいトイレ棟は男女別・水洗・洋式で洗浄機能付き。多目的トイレもある。「RECAMP砂湯」内には管理棟も含めて、合計4ヶ所のトイレが配置されている。

RECAMP砂湯(北海道)

▲真新しい炊事湯は屋根付きで、内部には水道と流しが備わっている。中央の調理台で簡単な作業もできる。

RECAMP砂湯(北海道)

▲ゴミは有料で引き受けてくれる。南北それぞれのサイトにゴミステーションが新設されている。写真に写っているリアカーは利用者が自由に借りられる荷物運搬用のものだ。

RECAMP砂湯(北海道)

▲「RECAMP砂湯」の管理棟。キャンプの受付を行う他、薪など燃料類の販売やレンタル品の受付、トイレなどがある。

VIEW|景観
阿寒摩周国立公園に属した屈斜路湖の湖畔に広がるキャンプ場。屈斜路湖は国内最大のカルデラ湖であり、周囲約57km。キャンプ場はその屈斜路湖の東側湖岸に位置しており、正面には中島を望む。

FOOD & DRINK|食料・飲料
最寄りのコンビニは川湯の集落内にあり、キャンプ場から約8km(クルマで約10分)。スーパーは弟子屈町内にあり、約23km(同約25分)。薪などの燃料類はキャンプ場内でも販売している。

ACCESS|交通
キャンプ場は道道52号(屈斜路摩周湖畔線)沿いにある。付近に高速道路はなく、釧路市内からは約92km(クルマで約90分)。網走市内からも約65km(同約70分)の距離にある。

ADVICE|ひとことアドバイス
砂湯にばかり注目してしまうが、ここはキャンプ場そのものが快適。施設もリニューアルされており、夏場は予約困難な人気のキャンプ場。ピークシーズンを少し外して楽しむのが◉。

RECAMP 砂湯(砂湯野営場)|RECAMP SUNAYU
営業期間5月1日〜10月31日
定休日なし
サイト数区画サイト:28区画、フリーサイト:約150組
所在地〒088-3331 北海道川上郡弟子屈町字美留和
予約方法WEB
チェックイン13:00~17:00
チェックアウト09:00~11:00
地面草・土・砂
参考料金3000円( 大人2名利用時の税込合計料金)
北側区画サイト:1000円~
南側フリーサイト:500円~
入場料(大人):1000円
入場料(子ども):500円
追加タープ張り代:1500円~
※車両の乗り入れ不可
電話番号なし
WEBサイトhttps://www.nap-camp.com/hokkaido/13247
設備
区画サイトフリーサイトAC電源車両搬入オートキャンプ簡易宿泊棟
××××
水回り付宿泊棟ペットドッグラン焚き火直火炊事場
××××
給湯ゴミ捨てコイン
シャワー
温泉洋式水洗トイレ洗浄機能
付き便座
××△※入浴不可
BBQ設備洗濯機乾燥機自販機管理棟24時間管理
××××
売店Wi-Fiレストランレンタル
××

注意営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|全国キャンプ場ガイドブック 2022-2023

Copyright © Camp Goods Magazine
本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


ランキング

  1. 1

    エリバパック|優れたデザインから人気の高い ヴィンテージ・トレーラーの代表作

  2. 2

    デルタフォース・オーバル|デリカの足元をスタイルアップさせる 定番外しのインチアップ

  3. 3

    旅するクルマ|メルセデスベンツ・トランスポーターT1 310D

  4. 4

    ヴィンテージ・コレクションに囲まれたホビースペース

  5. 5

    ディーン・コロラド|ネオクラシックなJA11Cをベースにした 遊び心あふれるカスタム・ジムニー

最近の記事

  1. アドベンチャリズ ムハンター: レ・モ・焚き火バッグ(ステンレスセット)(ADVENTURHYTHM HUNTER:Re·mo TAKIBI BAG)|建築設計士が企画したソロ用小型モデル

  2. ペトロマックス・ホーボーストーブ bk1(Petromax Hobo Stove bk1)|煙突効果で勢いよく燃えるコンパクトボディの焚き火台

  3. ハイランダー・コンパクト焚き火グリル(Hi lander Compact Takibi Grill)|使い勝手を徹底して研究した軽量焚き火台

  4. ムース・ファイヤースタンド・灯籠ミニ(moose FIRE STAND TOUROU mini)|超小型の組み立て式焚き火台

  5. 野良道具製作所・野良ストーブ(Nora Stove)|焚き火料理にも最適なベストセラーモデル

TOP