天竜川の右岸・河口に面した公園施設内に設けられた「竜洋海洋公園オートキャンプ場」は、設備の整った区画サイトを中心に、宿泊棟やキャンピングカーサイトなどを用意した開放的な雰囲気の施設だ。ギアの多いキャンパーには、フリーサイトも用意されており、キャンプ経験を問わず誰が利用しても快適に滞在ができる。
静岡県磐田市にある「竜洋海洋公園」は、さまざまなスポーツ施設を筆頭に、ランチが自慢のカフェレストランや産直品の直売所、入浴施設などが揃った人気のスポットだ。「竜洋海洋公園オートキャンプ場」は、この公園内・東側に位置するオートキャンプ場である。
場内は一方通行の通路に面して、区画サイトや宿泊棟などが並んでいる。さらに中央には通路を挟むような形で「フリーサイト」が3ヶ所に分けて設けられており、いずれも適度な間隔で低木が植えられた開放的な雰囲
気。どちらかといえばファミリー向けのオートキャンプ場といえるだろう。
キャンプサイトは、車両の横付けが可能な「AC電源付区画サイト」が中心で、全39サイトが通路の外周に沿って並んでいる。すべての区画に15A までのコンセント(2口)や水道・流しが備わっており、ちょっとした電化製品も使用できる。占有面積も100㎡(車両駐車スペースを含む)と、一般的なテントであれば十分な広さだ。
一方の「フリーサイト」は車両を駐車場に止めて、好みの場所にテントを設営する自由度の高いサイトになっており、こちらはギアの多いキャンパー向け(テントおよびタープは各1張りずつ)。
さらに「AC電源付キャンピングカーサイト」も3区画用意されている。こちらは占有面積も150㎡と大きくなるため、トラベルトレーラーなどでも利用できそうだ。
ほかにもさまざまなタイプの宿泊棟が揃っているので、キャンプだけにとどまらず予算や天候などに合わせて、好みのスタイルで滞在を楽しめるだろう。
なお、共用設備は給湯設備も整った炊事棟(2ヶ所)と温水洗浄機能付き洋式水洗トイレ(管理棟内他、合計3ヶ所)など。入浴は管理棟内にあるコインシャワーブースを利用できるほか、隣接する入浴施設「しおさい竜洋」(10時~21時。木曜日定休)も利用可能だ。
VIEW|景観
長野県、愛知県を経て静岡県浜松市・磐田市で太平洋へ と注ぐ天竜川の右岸・河口に位置している。キャンプサ イトからは直接海や川を望むことはできないが、適度に 木立を配置した開放的な雰囲気のオートキャンプ場だ。
FOOD & DRINK| 食料・飲料
磐田市・浜松市の市街地にも近く、コンビニや大型の スーパーも付近には多い。最寄りのコンビニはキャンプ 場から約2.5km(クルマで5分程度)。大型のスーパー は約3.4km(同7〜8分)だ。
ACCESS |交通
東京方面からの場合は東名高速道路・磐田ICが最寄 りとなり、キャンプ場までは約15km(クルマで約20 分)。名古屋方面からの場合は東名高速道路・浜松 IC から約12km(クルマで約20分)。
ADVICE|ひとことアドバイス
炊事棟は場内に2ヶ所設置されており、水道・流し だけでなく給湯設備もある。洗濯機・乾燥機も炊事 棟に設置されているので、冬季や連泊にも安心できる。
竜洋海洋公園オートキャンプ場|RYU-YO OCEAN PARK AUTO CAMP GROUND | |
営業期間 | 通年 |
定休日 | なし |
サイト数 | 区画サイト:42区画 フリーサイト:27組 宿泊棟:16棟 |
所在地 | 〒423-0233 静岡県磐田市駒場6866-10 |
予約方法 | 電話・WEB・FAX |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 08:00~11:00 |
地面 | 芝生 |
参考料金 | 6050円(大人2名利用時の税込合計料金) |
電話番号 | 0538-59-3180(09:00〜17:00) |
WEBサイト | http://www.ryu-yo.co.jp |
設備 | |
区画サイト | ◯ |
フリーサイト | ◯ |
AC電源 | ◯ |
車両搬入 | ◯ |
オートキャンプ | ◯ |
簡易宿泊棟 | × |
水回り付宿泊棟 | ◯ |
ペット | × |
ドッグラン | × |
焚き火 | ◯ |
直火 | × |
炊事場 | ◯ |
給湯 | ◯ |
ゴミ捨て | ◯ |
コインシャワー | ◯ |
風呂・温泉 | ◯(※風呂はキャンプ場に隣接する「しおさいの湯」を利用できる。別料金) |
洋式水洗トイレ | ◯ |
洗浄機能付き便座 | ◯ |
BBQ設備 | × |
洗濯機 | ◯ |
乾燥機 | ◯ |
自販機 | ◯ |
管理棟 | ◯ |
24時間管理 | × |
売店 | ◯ |
Wi-Fi | × |
レストラン | × |
レンタル | ◯ |
注意 | 営業内容は変更されている場合がございます。詳細は各施設に直接お問い合わせください。 |
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Camp Goods Magazine vol.23
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