MOLDS TOKYO GALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー)|東京都|アシモクラフツ、ネルデザインワークス、オールドマウンテンの旗艦店

特集

ガレージブランドのムーブメント黎明期からアウトドアシーンを牽引し続けてきた3ブランド、「アシモクラフツ(ASIMO CRAFTS)」「ネルデザインワークス(neru design works)」「オールドマウンテン(oldmountain)」。さまざまなイベント出店で話題となっているガレージブランド集団「M16」の中核メンバーである彼らが、2023年4月、東京は千駄ヶ谷に「MOLDS TOKYOGALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー。以下MOLDS)」をオープンさせた。

MOLDS TOKYO GALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー)

▲左側のラックは、アシモクラフツ、ネルデザインワークス、オールドマウンテンの3ブランドそれぞれのマスターピースとなるアイテムが並ぶ。そして、中央のテーブルは、各ブランドのエクスクルーシブな限定アイテムが展開される。

通常時はギャラリーとして訪問可能
定期的に販売イベントを開催

「MOLDS」はショップではなく、ギャラリーである。その場で購入できる従来型の店舗運営ではなく、通常時の営業ではプロダクトのお披露目のみで、月に1~ 2回開催される販売イベントで購入が可能となる。

これには理由があって、各ブランドを象徴するマスターピースなプロダクトはどれも人気が高く、購入することが困難な状態。加えて、「MOLDS」でしか扱わないエクスクルーシブな限定モデルも多数展開することから、まずは「プロダクトを実際に見て、触れることができる場所」としてのギャラリーが必要不可欠だと考えた、という。

「3者それぞれ得意分野があるので、お互いに補完し合うことで、新しいモノ作りが生まれるんです」と、3社合同のメリットを教えてくれたのはネルデザインワークスの重弘剛直さん。

MOLDS TOKYO GALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー)

▲古き良き時代の世界観を演出するMOLDSだが、エントランスは採光がよく気持ちの良い空間。ヴィンテージギアを交えたディスプレイも素敵で、プロダクトだけでなくパキポディウムを始めとする植物も雰囲気作りにひと役買っている。

興味深いのは、3ブランド間のコラボはもちろんのこと、アウトドアを専門としない他ジャンルのブランドとタッグを組んだモノ作りにも積極的だということ。

たとえば、「MOLDS」の世界観の一端を支えているブランドのひとつに「オールドマウンテン」が敬愛する「MOTO」がある。県無形文化財保持者であるレザー作家・本池秀夫氏が手掛けるレザー&シルバーを3ブランドの個性と掛け合わせることで化学変化が起こり、機能美だけではない、贅を尽くした至高のプロダクトを生み出している。

MOLDS TOKYO GALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー)

▲奥まった位置にあるカウンターは、メンバー自ら手作りでこしらえたもの。

他では手に触れることができないコラボ、
エクスクルーシブモデルが充実

そんな唯一無二な世界観は、内装にもあらわれている。1900年代初頭の古き良きアンティーク什器や雑貨、その時代を思わせるサインペインティングなど。これらの時代に精通している彼らだからこそ出せる世界観であることは言うまでもない。またギアだけでなくアパレルやブーツ、さらにはさまざまなカルチャーを背景としたモノ作りを積極的に展開する姿勢も従来のキャンプ専門店とは異なる。

重弘さんいわく、「キャンプはライフスタイルなので、服でも乗り物でも、すべてキャンプに落とし込めるんですよ。従来のキャンプのイメージをとっぱらい、3ブランドそれぞれ得意なカルチャーを好き勝手に取り入れた結果が、このギャラリーの世界観になっているんです」。

MOLDS TOKYO GALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー)

▲ショーケース内には、オープニングセレモニー時に振る舞われた群馬のアウトドアショップ「パーヴェイヤーズ」のビールの空き瓶がセンス良くディスプレイ。

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▲背後の壁にはアシモクラフツの代名詞、名栗加工を全面に。クラシックな佇まいと相性抜群だ。

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▲従来のキャンプ専門店とは一線を画したクラシックな佇まい。3ブランドの感性がぶつかりあうことで生まれた唯一無二の世界観だ。MOLDSとは「型=世界観」を意味しており、それを可視化することにこのギャラリーの意義があるのだ。

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▲フロアに置かれている什器のほとんどは、メンバーみんなが持ち寄った約100年前のヴィンテージだ。

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▲重厚な什器類が、3ブランドのプロダクトの魅力を一層引き立てている。

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▲MOLDSではアパレルやブーツに精力的だが、どれも彼らの世界観を表現するのに必要不可欠。

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▲オールドマウンテンとネルデザインワークスコラボのデニムパンツはバイク乗りに嬉しいストレッチ素材。ネルデザインワークスのTシャツもヴィンテージの雰囲気が漂っている。

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▲アメリカンクラシックなゴールドとブラック縁のサインペイントが映える壁面。「MOTO」とオールドマウンテンがコラボレートしたブーツがディスプレイされているが、これらはオールドマウンテンお得意のラクダ革を使用したもの。特にエンジニアブーツはツーリングキャンプの際は欠かせない逸品。

「MOLDS」を展開する3人のカリスマ


▲ネルデザインワークス・重弘剛直さん
ギアのみならず、古くても普遍的な魅力を持つヴィンテージアパレルやクルマのリメイクまで手がける。「みんな好き勝手にやってますが、感性が似ているのでMOLDSの世界観におさまるんですよ」。


▲オールドマウンテン・辻ノ内実さん
目から鱗が落ちるような様々なヒット作を生み出してきたオールドマウンテンの進化が止まらない。「MOLDSは僕が好きなカルチャーであるバイクやファニチャー、レザー&シルバーなどを表現できる場所なんです」。


▲アシモクラフツ・守野浩之さん
「うちの商品はオンラインだけでは伝わらないものが多いことから、装着例を提案できるショールームが欲しかった」と守野さん。「3ブランドが集まることで可能性はグッと広がりましたね」。

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▲ネルデザインワークス The storm lantern neru design works edition:「カルマストア」との共同プロジェクトで製作したランタンは、カルマストアオリジナルの加圧式ランタンの別注モデル。アンバーのホヤと刻印入りのスクリューノブを装着。

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▲アシモクラフツ asiblaster真鍮:アシモクラフツのロングセラー、火吹き棒の別注バージョン。グリップは真鍮のパイプで仕上げており、見た目の美しさもさることながら使う度にテンションが上がる逸品。

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▲モールズ MIYABI:38エクスプローの銘品38灯(MIYABI)のエクスクルーシブモデル。ボディパーツも通常と異なりオリジナルのブラウン。灯すとうっすら透ける木目調の演出が味わい深い。

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▲アシモクラフツ tsuki_s_asiMOTOver.:焚火料理を豪快に楽しみたい人にはオススメのローストフォークtsuki_s_asiの別注モデル。MOTOとコラボしてグリップを鹿角、フォークを真鍮槌目で製作している。

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▲ネルデザインワークス The victor neru design works edition:こちらも「カルマストア」の加圧式ランタン“Victor”をネルデザインワークスバージョンで別注。刻印入りのスクリューノブ、オリジナルのパーチメントシェードを装着した。

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▲ネルデザインワークス muku no deck vintage コンプリートセット:通常のスケートボードよりもひと回り大きなサイズの天板muku no deckにsbs kitを装着し、2段目の棚もセットにしたコンプリートモデル。真鍮バージョンのkozaroundやTASHIKAとコラボしたゴールゼロ用シェードとも相性ピッタリ。

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▲アシモクラフツ deck_aw真鍮:フラットでぶら下げて運ぶこともできるアシモクラフツオリジナルサイドテーブル。別注バージョンのこちらは、ウォルナットと真鍮を採用したMOLDS限定モデル。

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▲オールドマウンテン DOG POUCH:MOLDS限定で製作した「ウェイワードレザーズ」とのコラボアイテム。オールドマウンテンのアイコンであるラクダ革を用いたドッグポーチで力強いスタッズワークはすべて手作業。

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▲オールドマウンテン DOG LEASH and COLLAR set:気鋭のファクトリーブランド「ウェイワードレザーズ」とコラボした愛犬グッズ。ラクダ革を用いた首輪とリードのセットで展開。こちらもスタッズワークはハンドワーク。

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▲オールドマウンテン・コンフォートタオル:オリジナルのオルテガ柄を落とし込んだタオルは、先染めジャカード織り。今治のメーカーに糸染めから依頼し、パイルの長さや糸の密度の調整を行い、ボリューム感と吸水性に優れたタオルに仕上げた。

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▲モールズ・ラグ:鹿児島県を拠点とするラグブランド「ゴードンアンドコナー」が製作したラグは、タフティングと呼ばれるハンドメイドならではの独特な風合いとふかふかな触り心地が特徴。

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▲モールズ・ワッペン:ゴールド使いのロゴデザインがクラッシックな刺繍ワッペン。手軽に貼りつけられるアイロンバックに加え、ベルクロタイプも用意。モコモコとした立体感が特徴の相良刺繍バージョンはアイロンバックのみ。

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▲ネルデザインワークスSAMSARA:ほつれにくいステッチを採用したリサイクルウールブランケットは、「カルマストア」とのコラボ。シンプルかつリバーシブルで使えるので、場所を選ばずに長く愛用できる。

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▲モールズ・フェイスタオル:MOLDのロゴをジャカード織りした今治メイドのフェイスタオル。ボリューム感と吸水性を出すために、パイルの長さや糸の密度の調整を行い使い勝手抜群のタオルに仕上げた。

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▲アシモクラフツ asiパレ(×38エクスプロー):スノーピークのシェルコン25にぴったりハマるサイドテーブルは、脚を装着すれば単体でも活用可。ウォルナット+真鍮モデルはMOLDS限定アイテムだ。

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▲オールドマウンテン TAKAYUKI MOTO ver.:世界中のシェフが訪れる名店「ナイフギャラリー」の柴田崇行氏の包丁をオールドマウンテンの特別仕様に。ハンドルにはエゾ鹿のディアホーン、MOTOの本池秀夫氏が手掛けた950SILVERとK24GOLDメタルを装着。

MOLDS TOKYO GALLERY(モールズ・トーキョー・ギャラリー)

▲オールドマウンテン×
ネルデザインワークス×
イズモデニム 1933XX
TAPERED DENIM:サスペンダーボタンやバックルバックがついたリーバイス501XXの1933年の意匠を忠実に再現しながらオールドマウンテンとネルデザインワークスの世界観を落とし込み、イズモデニムと作り上げたテーパードシルエットのオリジナルデニム。

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▲オールドマウンテン ENGINEER BOOTS CAMEL LEATHER:MOTOのエンジニアブーツのアッパーをラクダ革にアレンジ。耐久性の高いラクダ革ならではの傷や色ムラなどの個体差を活かし、素上げ状態のままMOTOの職人により手染めした。

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▲オールドマウンテン SIDE GORE BOOTS CAMEL LEATHER:MOTOのサイドゴアブーツをラクダ革にアレンジ。革馴染みがよく履き心地は抜群。元々耐久性があるラクダ革だが、さらに牛革で補強して強度を高めている。

SHOP INFORMATION
店舗名DEVISE WORKS|デバイスワークス
所在地〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-13 ルコア原宿1F
営業時間12:00~19:00
定休日月曜日・火曜日
電話番号なし
アクセスJR・原宿駅から徒歩5分(500m)
副都心線・北参道駅から徒歩3分(300m)
Instagram@molds_tokyo
WEBサイトなし

PHOTO|HIROAKI YODA
TEXT|KEIICHIRO YONEDA
PUBLISHED|2023
SOURCE|CAMP GOODS MAGAZINE vol.32

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