宇樽部キャンプ場(青森県)|十和田湖の辺りに広がる森の中、水と緑に囲まれた絶景に酔いしれる

東日本

全国でも屈指の美しさを誇る絶景を堪能できるのが、十和田湖の湖畔に広がる「宇樽部キャンプ場」だ。場内は極力自然地形を生かしたレイアウトになっており、場所を工夫して小ぶりのテントを設営すれば目の前の十和田湖は独り占め! たっぷりと汗を流せる本格的なサウナや近代的なランドリー&シャワーもあり、心身ともに充実した休日を楽しめる。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲「宇樽部キャンプ場」は御倉半島の付け根の面した湖畔に広がっている。写真のは湖に突き出た共有エリアでキャンプは不可だが、椅子などを持ち込んでゆったりと景色を楽しむことができる、園内の“映えスポット”。

十和田八幡平国立公園に属する十和田湖(とわだこ)は、標高約400m、周囲約46km。20万年前に始まった火山活動により生まれたといわれるカルデラ湖だ。湖は青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがっており、最大水深は326.8m。十和田湖から流れ出た水は北東側にある奥入瀬渓流へと流れ出ている。直線距離で約20km北には八甲田山も位置しており、天気の良い日は湖を囲む外輪山の先にその山体を眺めることもできる。

「宇樽部(うたるべ)キャンプ場」は、青森県側に位置した御倉半島の付け根にあたる湖畔に広がっており、十和田湖の美しい景観を堪能できるキャンプ場としてよく知られている。

国立公園内にある施設は青森県十和田市が整備したもので、例年ゴールデンウイークの連休が始まるのと同時に開場し、雪が舞い始める11月中旬までが営業期間だ。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲湖畔側のフリーサイト。自然地形のままで好き場所にテントを設営できる。地面は比較的フラットだが木の根などは多い。小ぶりのテントに適している。十和田サウナ側に少し広いエリアがあるが、いずれも車道スペースは残しておく必要がある。

場内は森側に位置した10の区画サイトと、湖岸側に広がる定員35組のフリーサイトが中心。他に水回りを備えた6棟の宿泊棟が点在している。

人気が高いのはやはり湖岸側で、水際のぎりぎりにテントを設営するキャンパーが多い。ただし、自然のままの地形を生かしていることから大きなスペースはなく、ソロやデュオ用のこぶりなテントを持ち込むのに適している。大きめのテントを設営する場合は、森に囲まれた区画サイトを選ぶのが賢明だ。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲場内ではカヌー体験のできるスクールも実施されている。午前・午後の2回実施されており、専用の受付で申し込み可能。

場内には近代的なランドリールーム&シャワー棟や、分散して配置された3つの炊事棟がある他、北側のエリアには2021年にオープンして以来、大人気を誇る「十和田サウナ」もある。

湖畔に佇むロシア製のバレルサウナは、キャンプ場とは別経営で、なんと通年営業! 雪が深くなる厳冬期も営業をしており、スノーシューを履いてやってくる強者もいるそうだ。

四季折々の風景を楽しめる十和田湖の湖岸。遠くに冠雪した八甲田山を見ながら更けゆく森の中で楽しむキャンプは、きっと一生の思い出になることだろう。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲透明度の高い十和田湖はカヌーなどの水上アクティビティにも最適。外輪山の先に頭を出しているのが八甲田山。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲ロシア製のバレルサウナを使った本格的なサウナ施設「十和田サウナ」は、場内の一番奥にあたる北側で営業している。ほてった体は十和田湖の湖畔でクールダウン!

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲サウナで熱った体は湖畔のリラックスチェアで整える。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲地面は土・草が中心。自然地形のままの場所が多く、設営するポイントをよく見極めてから設営したい。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲森側に広がる区画サイト。テントのレンタルも可能で、手ぶらでキャンプを楽しめるプランも用意されている。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲キャンプ場北側からは雄大な御倉半島を臨むことができる。奥入瀬渓流などの観光スポットも多く、長期滞在にも適したキャンプ場だ。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲ログハウス風の管理棟。棟内で燃料や薪なども販売している。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲インスタント食品なども手に入る管理棟内の売店。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲カヌースクールの受け付け。午前・午後の1日2回開催。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲バス、トイレ、キッチンなどを備えた宿泊棟も充実している。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲宿泊棟の内部。就寝には2段ベッドを使用する。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲男女別に別れたランドリー&シャワー。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲室内には洗濯機と乾燥機が2機ずつ用意されている。

宇樽部キャンプ場(青森県)

▲炊事棟は場内に3ヶ所配置されている。給湯設備はない。

宇樽部キャンプ場(青森県)

宇樽部キャンプ場(青森県)

宇樽部キャンプ場(青森県)

宇樽部キャンプ場(青森県)

宇樽部キャンプ場(青森県)

宇樽部キャンプ場(青森県)

VIEW|景観
どこを切り取っても美しい景観が続く「宇樽部キャンプ場」。八甲田山を見上げる遠景も、十和田湖の湖畔に広がる森の近景も、どちらも美しい。ぜひとも連泊で楽しんでもらいたいキャンプ場だ。

FOOD and DRINK|食料・飲料
キャンプ場から5kmほど離れた国道103号沿いに小さなストアがあり、営業時は飲料・菓子・インスタント食品などが手に入る。他にコンビニやスーパーはない。最寄りのコンビニは秋田県鹿角市側にあり、片道30km。クルマでも40分近くかかる。

ACCESS|交通
青森市内、八戸市内共にキャンプ場までは約70km(クルマで約90分)。東北自動車道・十和田ICからは約38km(同約50分)。

ADVICE|ひとことアドバイス
編集部のおすすめはフリーサイトの湖岸側。小ぶりのテントを使って湖に張り出すように突き出たエリアにサイトを設ければ、1日中湖上を眺めていられる。対して管理人のおすすめは森側の区画サイト。特にNo.1〜3の区画は美しい十和田の森を感じされるそうだ。

宇樽部キャンプ場|UTARUBE CAMPGROUND
営業期間4月下旬〜11月中旬
定休日なし
サイト数区画サイト:10区画、フリーサイト:定員35組、宿泊棟:6棟
所在地〒018-5501 青森県十和田市大字奥瀬十和田湖畔宇樽部
予約方法電話、WEB、現地
チェックイン11:00〜18:00
チェックアウト10:00
地面草・土・砂
参考料金1570円(おとな2名利用時の税込合計料金)
電話番号0176-75-2477
WEBサイトhttps://utarube-campground.com
備考入場料 宿泊 1人(おとな・子ども):310円
駐車料金 宿泊 大型車:1040円
駐車料金 宿泊 普通車:520円
駐車料金 宿泊トレーラー:520円
駐車料金 宿泊2輪車:105円
オートキャンプサイト 宿泊 1区画(1台分駐車料金含む):1570円
フリーサイト 宿泊 テント1張:210円
フリーサイト 宿泊タープ 1張:210円
設備
区画サイトフリーサイトAC電源車両搬入オートキャンプ簡易宿泊棟
×
水回り付宿泊棟ペットドッグラン焚き火直火炊事場
××
給湯ゴミ捨てコインシャワー風呂・温泉洋式水洗トイレ洗浄機能付き便座
×××
BBQ設備洗濯機乾燥機自販機管理棟24時間管理
××
売店Wi-Fiレストランレンタル
×

注意営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|Camp Goods Magazine vol.31

Copyright © Camp Goods Magazine
本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。

関連記事

新着記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


人気ランキング

  1. 1

    キャンプ・アンド・キャビンズ山中湖(山梨県)|2023年、もっとも注目すべきキャンプ場がグランドオープン

  2. 2

    キトウシ(来止臥)野営場(北海道)|断崖絶壁から太平洋を見下ろす「上級者向け」絶景の野営場

  3. 3

    角島大浜キャンプ場(山口県)|美しい海岸沿いにある夏季限定営業のキャンプ場

  4. 4

    達古武オートキャンプ場(北海道)|釧路湿原の真ん中に佇む湖畔のキャンプ場

  5. 5

    オートキャンプ竜門(大分県)|趣向を凝らした貸し切り家族湯も必見! 設備の揃った温泉付きキャンプ場

最近の記事

  1. もっと気軽にバイクで楽しむアウトドアスタイル 手ぶらで楽しむ“焚き火時間”|ロイヤルエンフィールド・ハンター350

  2. キャンプグッズ・マガジン vol.36|4月30日発売

  3. キャンセル分追加募集中【5月25日〜26日】LAND CRUISER CAMP OUT FUJI 2024|ランドクルーザー・キャンプアウト富士2024

  4. キャンプグッズ・マガジン vol.35|2月29日発売

  5. 【5月25日〜26日】LAND CRUISER CAMP OUT FUJI 2024|ランドクルーザー・キャンプアウト富士2024

TOP