和歌山県下最大の島「紀伊大島」東部南岸に広がる「南紀串本 リゾート大島」は、海抜40mほどの入り組んだ崖の上に広がるキャンプ場だ。場内はどこへテントを設営しても開放的なロケーションの中で豊かな自然を楽しめる。また、海を見下ろす絶景の露天風呂をはじめ設備も充実。経験を問わず、誰が訪れても快適なキャンプが楽しめる場所だ。
周囲約28kmを誇る紀伊大島の東部南岸に位置し、入り組んだ海食崖の上に2万坪という広大な敷地を有するのが「南紀串本 リゾート大島」だ。本州最南端の潮岬から約1kmの位置にあり、くしもと大橋を経由してアクセスできる。
“南紀”と呼ばれる和歌山県南部エリアは、よく知られるように年間を通じて温暖な気候であり、降雪も稀だ。このため「南紀串本リゾート大島」も、季節を問わず週末は数多くのキャンパーで賑わっている。
場内は海抜40mほどの崖の上に細長く広がる。南側は海食崖、東・西・北側は緑の豊かな森という配置だ。キャンプサイトそのものは広大な芝生の広場となっており、木立がなく開放的なロケーションとなっている。
平均80㎡という区画サイトはいずれも車両の乗り入れ・横付けが可能で、「展望サイト」「電源サイト」「炊事場付きサイト」など、設備や眺望によって区分けされている。この内、海を直接目にすることができるのは場内中央にある「展望サイト」の7区画のみ。ほかのエリアは樹木に遮られ、直接海を見下ろすことはできないが、広々とした景観の中でのんびりとキャンプを楽しめる。
共用施設は一部に給湯を備えた炊事棟が4ヶ所。水洗・洋式の個室を備えたトイレ棟が同じく4ヶ所と、どのエリアにテントを設営しても不便にならないよう配慮されている。入浴は男女別の露天風呂に加え、貸し切り露天風呂が4室あり、すべて眼下に太平洋が広がる絶景を堪能できる。こうした眺望のいい入浴施設は「南紀串本 リゾート大島」の大きな魅力のひとつともいえるだろう。
なお、「南紀串本リゾート大島」では、キャンプサイト以外にも大小さまざまな20棟のコテージ&バンガローがあるほか、屋根付きのデッキ上にリビングを設けたグランピングなど、予算や好みに合わせて宿泊スタイルが選べる。
充実した設備と絶景を堪能できる眺望、さらに温暖な気候など、「南紀串本 リゾート大島」は経験を問わず、あらゆるキャンパーにおすすめできるキャンプ場といえるだろう。
VIEW|景観
キャンプ場の周囲は木立に囲まれているが、キャンプサイトそのものは広大な芝生の広場。海はすぐそばだが、サイトから直接海が望めるのは「展望サイト」7区画のみとなる。
FOOD・DRINK|食料・飲料
最寄りのスーパー、コンビニは本州側の串本市内にある。コンビニ、大型のスーパーともにキャンプ場からはくしもと大橋を経由して約9km、クルマで約13分。
ACCESS|交通
大阪方面からの場合は紀勢自動車道・すさみ南ICより約32km、クルマで約40分。大阪市内からは約215km、同約3時間。名古屋方面からは約270km、同約4時間30分。
ADVICE|ひとことアドバイス
太平洋を見下ろす貸切の露天風呂が 最高! 家族で一緒にお湯に浸かれば、日頃の疲れも吹き飛ぶはずだ。
南紀串本 リゾート大島|RESORT OHSHIMA | |
営業期間 | 通年 |
定休日 | なし |
サイト数 | 区画サイト:65区画 キャビン:20棟 |
所在地 | 〒649-3631 和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035-6 |
予約方法 | WEB |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 08:30~12:00 |
地面 | 芝生・草・土 |
参考料金 | 3960円(大人2名利用時の税込合計料金) |
電話番号 | 0735-65-0840 |
WEBサイト | https://resortohshima.com |
設備 | |
区画サイト | ◯ |
フリーサイト | × |
AC電源 | ◯ |
車両搬入 | ◯ |
オートキャンプ | ◯ |
簡易宿泊棟 | ◯ |
水回り付宿泊棟 | ◯ |
ペット | ◯ |
ドッグラン | ◯ |
焚き火 | ◯ |
直火 | × |
炊事場 | ◯ |
給湯 | ◯ |
ゴミ捨て | ◯ |
コインシャワー | ◯ |
風呂 | ◯ |
洋式水洗トイレ | ◯ |
洗浄機能付き便座 | ◯ |
BBQ設備 | ◯ |
洗濯機 | ◯ |
乾燥機 | ◯ |
自販機 | ◯ |
管理棟 | ◯ |
24時間管理 | ◯ |
売店 | ◯ |
Wi-Fi | × |
レストラン | × |
レンタル | ◯ |
注意 | 営業内容は変更されている場合がございます。詳細は各施設に直接お問い合わせください。 |
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|テーマで選ぶ全国キャンプ場ガイドブック 2022-2023
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