目の前に広がる瀬戸内海は、水はきれいな上、波も穏やかで海水浴にも最適。もちろん高台のキャンプ場から海を見下ろしながらキャンプを楽しんでもいい。3月下旬〜12月下旬までというシーズン営業ではあるが、「FBI 淡路」はリゾート気分で海辺のキャンプを楽しめる数少ない施設である。
旧船瀬海水浴場、および船瀬キャンプ場を引き継いでリニューアル、2011年にオープンしたのが「FBI 淡路」だ。
現在は2700坪という広大な敷地を再整備し、斜面を利用した階段状のキャンプエリアや、砂浜を利用したビーチサイドのキャンプエリア、さらに水回り付きなど本格的な宿泊棟を含めたキャビンなどを設置。グランピング用のテントサイトなども加えたリゾートスタイルのアウトドア施設として、4月から11月末まで営業を行っている、海水浴とキャンプを同時に楽しめる場所だ。
持ち込みのテントで楽しめるのは斜面沿いと砂浜の2ヶ所のエリア。オーシャンビューの「シービューエリア」は車両の乗り入れが可能で、最上段が2組、残りは各段1組ずつの合計5組が占有できる貴重な区画サイト。場所によってサイズはまちまちだが、100㎡以上は確保できそうな余裕のスペースを誇っている。
一方の「ビーチエリア」は砂浜に自由にテントを設営するフリーサイト(車両の乗り入れはできない)。15組程度まで収容可能だ。こちらは潮の満ち引きがあるので斜面に沿った形でテントを設営。湖畔と違って、水際での設営はできないので注意しよう。
この「FBI 淡路」は、テントを持参しなくてもレンタルテントや、グランピング施設が充実しているので、ビギナーでも安心だ。特にグランピングテントは、波音が一日中聞こえてくる砂浜や、斜面にウッドデッキを設けた林間のロケーションなどスタイルも多彩。いずれもテントの中はベッド付きの就寝スペースとなっており、キャンプというよりもまるでリゾート施設のように滞在中は快適に過ごせる。
さらに水回りを備えたキャビンなどもあるので、海水浴が目当ての利用でも十分楽しめるだろう。
共用設備は可愛い炊事棟と、洋式水洗の個室を備えた男女別のトイレ棟が2つずつ配置されている。シャワーは24時間利用できる温水シャワーを完備する。
VIEW|景観
キャンプエリアはビーチと海を見下ろす斜面に広がる階段状の林間サイトの2エリア。後者は瀬戸内海を見渡す、景観の良さから人気だ、
FOOD and DRINK|食料・飲料
8kmほど離れた場所にスーパー、肉屋、ホームセンターのある商業施設がある。最寄りのコンビニは約5km、クルマで7〜8分。洲本市の市街地までは約13km。
ACCESS|交通
大阪方面からは神戸淡路鳴門自動車道・北淡ICより約23km(クルマで約30分)。徳島方面からは同自動車道・西淡三原ICより約30km(同約20分)。
ADVICE|ひとことアドバイス
上段のキャンプサイトからは瀬戸内海を一望できる。トイレなどの共用設備もしっかりしており、ビギナーでも安心して利用できる。
FBI 淡路|FIRST CLASS BACKPACKERS INN AWAJI | |
営業期間 | 3月下旬〜12月下旬 |
定休日 | なし |
サイト数 | 区間サイト:5区画、フリーサイト:15組、キャビン:8棟 |
所在地 | 〒656-1344 兵庫県洲本市五色町鳥飼浦2359 |
予約方法 | 電話またはWEB |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 12:00 |
地面 | 芝生・草・土・砂・砂利 |
参考料金 | 7150円(おとな2名利用時の税込総額) |
電話番号 | 0279-82-1597 |
WEBサイト | http://www.asamaen.tsumagoi.gunma.jp/camp.html |
備考 | 1区画:2750円〜 施設使用料 大人(中学生以上)1名:1650円、子ども(4歳~小学生)1名:825円、幼児(3歳以下):無料 駐車代 乗用車:1100円 ※Wi-Fiは管理棟内のみ ※ゴミの引き取りは有料(45L専用ゴミ袋1枚につき220円) |
設備 | |||||
区画サイト | フリーサイト | AC電源 | 車両搬入 | オートキャンプ | 簡易宿泊棟 |
◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ |
水回り付宿泊棟 | ペット | ドッグラン | 焚き火 | 直火 | 炊事場 |
◯ | ◯ | × | ◯ | × | ◯ |
給湯 | ゴミ捨て | コインシャワー | 風呂・温泉 | 洋式水洗トイレ | 洗浄機能付き便座 |
× | ◯ | ◯ | × | ◯ | × |
BBQ設備 | 洗濯機 | 乾燥機 | 自販機 | 管理棟 | 24時間管理 |
◯ | × | × | × | ◯ | ◯ |
売店 | Wi-Fi | レストラン | レンタル | ||
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
注意 | 営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。 |
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|テーマで選ぶ全国キャンプ場ガイドブック 2022-2023
UPDATE|2023年6月
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