奥八女 焚火の森 キャンプフィールド(福岡県)|川沿いに広がる開放的なロケーションと山の斜面を利用したブッシュクラフトエリア、2つのスタイルを楽しめるオートキャンプ場

キャンプ場

2021年4月にリニューアルオープンした「奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド」は、福岡市内からはクルマで約1時間。交通の便がいい上、夏場は水遊びも楽しめるということからオープン以来予約困難なほど人気が集まっているキャンプ場だ。それでも冬季は多少なりとも利用者も減るということから、まずは冬キャンプでお試しするのがおすすめ。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲3区画だけ配置されている「Fサイト」。管理棟に隣接しておりトイレも近い。占有スペースは縦長の100㎡。川の対岸に見えている山に「Bサイト」がある。

全国区の知名度を誇る「八女茶」の産地である福岡県八女市黒木町。中でも笠原地区は、件の八女茶発祥の地として知られる山間の集落だ。なんと600年も前から茶葉の栽培を営んでいたというから驚きだ。

2021年にリニューアルオープンした「奥八女 焚火の森 キャンプフィールド」は、その八女市黒木町笠原地区にあり、笠原川沿いにある9000坪以上という広大な敷地に24の区画サイト、他16サイト、さらに5つの宿泊棟を備えた設備の整ったキャンプ場である。

ここは元々「きのこ村キャンプ場」として営業していた場所で、2012年の九州北部豪雨によりそばを流れる笠原川がはんらん。大きな被害を受けたキャンプ場を八女市が観光資源として注目し、再整備したものだ。リニューアルにあたって、敷地面積も約2倍の広さに拡張されている。

また、管理棟や宿泊棟は設計士でもある地元のキャンパーが設計を担ったということもあり、自然の中に溶け込みながらも存在感のあるデザインとなっているのも特徴のひとつ。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲川を挟んで管理棟の対岸にあるEサイトは全19区画。すべてに電源設備が備わっている。サニタリー棟にも近いため、ファミリーキャンパーには特におすすめ。焚き火の際には金属製の芝ガードを無料で貸し出ししてくれる。

現在は笠原川の両岸に3つの区画サイト「E、R、Fサイト」を設けている他、場内南側にある山の斜面に少人数向けの林間フリーサイト「Bサイト」が用意されている。

いずれのサイトも車両の横付けが可能ではあるが「Bサイト」は幅員の狭い園路を使用するため大型SUVなどでアクセスする場合は運転に十分注意してほしい。

共用設備は川の両岸にある管理棟とサニタリー棟のそれぞれに、洗浄機能付きの男女別洋式水洗トイレが用意されている。また、給湯付きの洗い場やシャワーも南側のサニタリー棟に用意されている。

ファミリーキャンパーなら、サニタリー棟に近く電源設備がある上、目の前の笠原川で水遊びも楽しめるという「Eサイト」がおすすめだ。他にも屋外で焚き火を楽しめる木造の宿泊棟などがあり、予算や人数など好みに合わせて宿泊スタイルを選ぶこともできるだろう。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲山の斜面に作られた「Bサイト・フォレスエリア」。地面は砂利が中心。車体サイズにもよるが、サイト内の手前側に車両1台を駐車できる。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲キャンプ場の中央を流れる笠原川では川遊びも楽しめる。普段は水深も膝下程度で、場内から川へ降りる階段(写真)が「Eサイト」側に用意されている。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲「Bサイト」へアクセスする園路。幅員が狭く、クルマのすれ違いは難しい。ジムニーなら楽々だが、ランドクルーザークラスは運転に注意!

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲こちらも「Bサイト・フォレストエリア」。自然地形を生かしているため水平レベルは均一ではない。地面は砂利が主体。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲専用の炉内で直火を楽しめる「Bサイト・直火エリア」。段々畑だった場所を再整備したもので、階段状に配置されたキャンプサイトが5つ連なっている。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲「Eサイト」の側にあるサニタリー棟。内部には洗浄機能付きの洋式水洗トイレ、コインシャワー(共に男女別)、給湯付きの洗い場が備わっている。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲キャンプの受付を行う管理棟。男女別のトイレも管理棟内にある。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲お湯の出る蛇口が6つ並んだ洗い場。冬季の洗い物にも安心できる設備だ。屋根もある上、同時に複数の人が利用できる広々としたスペース。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲シャワールームは男女2ブースずつあり、使用料は施設利用料に含まれている。24時間利用可能でドライヤーも備わっている。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲定員6名のコテージは薪ストーブを完備。大きな寝室とオープンキッチンやダイニングも備わる。空調も完備。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲定員4名のキャビン内部。風呂、トイレ、キッチン付き。上下2層式の就寝スペースに布団を敷いて宿泊する。ウッドデッキ上はBBQもOK。屋外には専用の焚き火台も用意されている。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲管理棟の室内はストア(売店)と八女茶カフェ、レンタルスペース、幼児向けの木育ひろばなど。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲レンタル品も充実している。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲ペットも一緒に宿泊できる定員6名のコテージ。幕をモチーフにしたスタイリッシュな建物だ。

奥八女 焚き火の森 キャンプフィールド(福岡県)

▲屋外に焚き火台(ヒタ製ティピ)を備えた宿泊棟は定員4名のキャビンと同6名のコテージの2種類。ペットと一緒に宿泊できる棟もある。

VIEW|景観
笠原川の両岸に広がるオートキャンプ場。区画サイトやコテージ、キャビンなどが川岸にあり、広々としたロケーションでキャンプを楽しめることから、オートキャンパーやファミリーには特に適している。一方で南側に位置した山の斜面沿いにあるBサイトはブッシュクラフトにも適した林間のロケーションでソロキャンパーなどの少人数向け。好みでエリアを選ぶことで、まったく違ったスタイルのキャンプを楽しめる。

FOOD and DRINK|食料・飲料
キャンプ場は山間にあるため、付近にコンビニやスーパーは少ない。最寄りのコンビニはキャンプ場から約8km(クルマで約14分)の八女市の市街地にある。野菜や肉類、アルコールなどを揃えたスーパーマーケットも同エリア内にある。

ACCESS|交通
九州縦貫自動車道・八女ICからキャンプ場までは約23km(クルマで約40分)。途中八女市の市街地を過ぎると笠原川沿いに走る山道へと入る。大きな分岐のない一本道だから、道を間違えることはないだろう。

ADVICE|ひとことアドバイス
快適な設備を備えた宿泊棟(コテージやキャビン)にも注目! 各棟に備えられた専用の焚き火台は、ヒタ製ティピを使用している。

奥八女 焚火の森 キャンプフィールド|OKUYAME TAKIBI NO MORI CAMP FIELD
営業期間通年
定休日水曜日(繁忙期は無休)
サイト数区画サイト:24区画、他16サイト、宿泊棟:5棟
所在地〒834-1222 福岡県八女市黒木町笠原9512
予約方法WEBのみ
チェックイン13:00〜17:00
チェックアウト11:00
地面芝生・草・土・砂利
参考料金5000円(大人2名利用時の税込合計金額)
電話番号0943-42-4305
WEBサイトhttps://www.takibinomori.com
備考Tサイト1区画(6名まで):7000円
Eサイト 1区画(6名まで):5000円
Fサイト 1区画(6名まで):3000円
Rサイト 1名(中学生以上のみ):1500円~
Bサイト・フォレストエリア 1名:1500円~
Bサイト・直火エリア 1名:1500円~
Bサイト・プライベートエリア 1組(2名まで):3000円~
コテージ 最大6名:2万6400円~
キャビン 最大4名:1万7600円~
※直火はBサイト・直火エリアのみ炉内で可能。
それ以外のエリアは直火不可
※Wi-Fiはコテージおよび管理棟内のみ可
設備
区画サイトフリーサイトAC電源車両搬入オートキャンプ簡易宿泊棟
×
水回り付宿泊棟ペットドッグラン焚き火直火炊事場
×◯(※一部)×
給湯ゴミ捨てコインシャワー風呂・温泉洋式水洗トイレ洗浄機能付き便座
×
BBQ設備洗濯機乾燥機自販機管理棟24時間管理
××××
売店Wi-Fiレストランレンタル
×

注意営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Camp Goods Magazine vol.28

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