熟練の家具職人たちが作り出す、まるで焚き火台のようなサイドテーブル|WHAT WE WANT

テーブル・シェルフ

“旭川家具”の生産地のひとつとして、全国的にも知られる東神楽町。「ワット ウィー ウォント」は長年家具製造に従事してきた熟練の家具職人たちが立ち上げた新興のガレージブランドである。

「WHAT WE WANT」は「ワット ウィー ウォント」と読む。キャンパーたちの間では頭文字をとって「WWW」と表記されることも多い。北海道上川郡東神楽町(ひがしかぐらちょう)を拠点とする「インテリア北匠工房」が手掛ける木製アウトドア・ファニチャー・ブランドだ。

東神楽町は“旭川家具”の生産拠点のひとつとして、百年以上の歴史を誇る。現在も北海道で生産される家具の6割が“旭川産” だといわれており、東神楽町にも80社以上の家具メーカーが集積している。

「ワット ウィー ウォント」はこの地で30年以上の歴史を重ねてきた老舗の家具メーカーに勤める経験豊富な職人たちの有志が集まって2021年にスタート。以来、テーブルやライトシェード、シェルフや薪スタンドなど、家具製造で培ってきた木工技術を存分に生かした製品を生み出している。

そのラインナップは、アウトドアだけで使うだけに留まらず、インテリアとしても使いたい製品ばかりだ。

ここで紹介する「タキビダイミタイナテーブル」は、中でも特にユニークな存在。八角形のサイドテーブルとして企画された本体は、焚き火台のごとく側板を交互に組み合わせて完成させる組み立て式。

木製の脚に本体を乗せ、最後にLED照明を仕込めば間接照明付きのサイドテーブルとして利用できるというものだ。LEDライトの光が側板から漏れ出した様は、まさに焚き火台のよう。テントの中でも、もちろん家の中でも安全に楽しめる。

WHAT WE WANT

▲素材はウォールナットやナラの突板で、専用脚も付属している

WHAT WE WANT

▲天板裏にはハンギング用のマグネットも仕込まれている。本体は全てバラバラにでき、付属のケースに収める事ができる。クルマでの積載時もスペースを取らない設計だ。

SPEC
ブランドワット ウィー ウォント(WHAT WE WANT)
モデルタキビダイミタイナテーブル(TAKIBIDAIMITAINATABLE)
サイズW450×D450×H385mm
重量約5.0kg
価格5万1700円(税込)

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|Camp Goods Magazine Vol.28

※商品の詳細(価格・サイズなど)は掲載時のものとなります。
※本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。

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