リノカ・コーストライン|“丸目と角目”2つのデザイン

キャンプモービル

200系ハイエースをベースに、ノスタルジックなデザインを加えたカスタムモデル「リノカ・コーストライン(Renoca Coast Line)」。最新のメカニズムによる安心感とクラシックなスタイリングを併せ持った1台は、ハイエースとランクルの専門店「フレックス(FLEX)」が製作する最新モデルだ。

ヘッドライトを含めたフロント部のデザインは、まさに車両全体のイメージを大きく左右する部分だ。昨今のニューモデルは総じて複雑な曲線や複数の直線が入り混じった立体的な造形とするものが多く、ヘッドライトも合わせて異形ライトを採用する例が多い。「フレックス」が製作する「リノカ・コーストライン(Renoca Coast Line)」は、そうした自動車メーカーがリリースする昨今のデザインの潮流とは真逆の手法を採用したモデルだ。

ヘッドライト・ハウジングを含めたフロント・グリル全体を新規にデザインして、ノーマル部分をそっくりオリジナルパーツにコンバージョンしたことで、角目4灯という独特なデザインとしたのが、「リノカ・コーストライン」である。さらにボンネットもスチールで作り直して、アメリカで親しまれてきた往年のフルサイズバン、シボレー・シェビーバンのようなデザインに仕上げた。

長く、アメリカのファミリーカーとして活躍してきたシェビーバンは、3世代目のモデルにおいて角目4灯の新デザインを採用。1995 年まで長くアメリカの日常を支える1 台として人気を博した。「リノカ・コーストライン」は、このシェビーバンをイメージしたフロント・デザインを採用、アメリカ西海岸の自由で楽しげな雰囲気を現代の車両に再現した1 台なのだ。

ベースモデルは200系ハイエースの全モデル。中古車はもちろん、新車にも対応している。つまり、リーズナブルに中古車をベースにしてもいいし、プッシュスタートなどの最新装備を備えた新車をベースに製作することも可能だ。グレードやモデルも自由自在。専門店の「フレックス」だけにバン/ワゴン、ナロー/ワイド、ノーマルルーフ/ハイルーフ、2WD/4WD、ガソリン/ディーゼルと、予算と好みから好みのモデルを選択できる。コンプリートカーだけでなく、例えばハイエース・ベースのキャンピングカーに、「リノカ・コーストライン」のフロント・グリルをインストールするなどの、個別のカスタマイズにも対応可能だ。

さらに現在は従来の角目4灯に加えて、よりノスタルジックな丸目2 灯の新モデルも追加ラインナップされている。じつはシェビーバンも1964 年の登場から1970 年製造の第二世代までは丸目2 灯のヘッドライトを採用していた。そのせいもあるのだろうか、やはり丸目2 灯のフロント・デザインは、より一層ノスタルジックなイメージを与えるものだ。

今回紹介している車両は、従来ラインナップされてきた角目4灯モデルと、新デザインの丸目2灯モデルの2 台。丸目2 灯モデルは新車のハイエース・ワゴンGL・ワイドロングミドルルーフをベースに、ラッピングでカスタマイズしたメッキ風バンパーを採用するなど、やはりカスタマイズを加えた1 台である。

ご存知の方も多いと思うが、「フレックス」では同じようにランドクルーザー100 系をベースにした「リノカ106」でも、丸目と角目が選べるようになっている。個性的なハイエースやランドクルーザーを選ぶなら丸目と角目がラインナップされ「リノカ」は魅力的な選択肢のひとつとなるだろうだろう。

リノカ・コーストライン
問い合わせ先フレックス(FLEX)
WEBサイトhttps://www.flexnet.co.jp/renoca/

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2020
SOURCE|Cal vol.33

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