キャンプにぴったりなちょうどいいサイズ感に加え、2Lのペットボトルを縦にしたまま運搬できる深さのある形状から、たちまち人気となったローディ24。「ロックフィールド・イクイップメント（LOCKFIELD EQUIPMENT）」が開発中の新製品は、このローディ24をさらに使いやすくしてくれるカスタムパーツだ。
▲標準装備されているベルトハンドルを外しRD24-WTをネジで装着(一部両面テープ使用予定)するだけの簡単設計。
「ロックフィールド・イクイップメント（以下LFE）」から、現在開発を進めている新製品の情報が届いた。ここで紹介するアイテムはあくまでも試作品で、販売価格や仕様、デザインなどはまだまだこれから煮詰める途中。とはいえ、イエティ・クーラボックスのローディ24に取り付けるテーブルと専用スタンドという点は変わりなし。
まず、「RD24 -WT（仮称）」と呼ばれるウイングテーブルは純正のショルダーストラップの取り付け位置を転用して装着する拡張パーツで、本体側面の凹みにぴったりフィットする形状の樹脂製テーブルトップ（天板）。
天板の固定はポピュラーなエッジスタンドを活用して下から支える仕組み。天板を固定するとローディ24を中心にちょっとしたテーブルスペースが出来上がり、中の物を取り出した際に一時的に置くスペースとしても使用できる。
▲テーブルトップを支える支柱にはエッジスタンドを使用。写真の試作品では2本使っているが、ヒンジと支柱の関係を煮詰めて1本で成り立つよう検討中だという。耐荷重については未定。
装着にあたっては純正のネジ穴を利用、一部両面テープを使い本体には無加工で取り付けできるので、いつでも元に戻せるというのも嬉しいポイント。
もうひとつ、「RD24 -LEG（仮称）」もローディ24専用品として開発しているアイテムだ。
こちらは２つのパーツを組み合わせて、ローディ24の本体底面にある純正のプラスチック部分に嵌め込むだけ。地面からの熱や水分、汚れを避けることが出来る上、高さを上げることで使い勝手も向上するという。
素材にはどちらも再生プラスチックを使用する予定で、使用後は簡単に水洗いもできる。新製品は今後デザインや細かな仕様を詰めた上で、5月のフィールドスタイルで発表の見込み。イベント開催前から徹夜で並ぶ理由が、またひとつ増えそうだ。
▲簡単に組め立てができ、最も耐荷重が取れる専用スタンド。2枚のプレートを交差して組み、地面に置いたら突起めがけてクーラーの底面ゴム脚を差し込むだけ。今後は市販化に向けてデザイン要素を加えるそうだ。
| SPEC | |
| ブランド | ロックフィールド・イクイップメント（LOCKFIELD EQUIPMENT） |
| モデル | PART#23-SRN-037-LFE RD24-WT（仮称） PART#23-SRN-038-LFE RD24-LEG（仮称） |
| 価格 | 共に未定 |
| WEB | https://lockfield.official.ec |
ABOUT LOCKFIELD EQUIPMENT｜ロックフィールド・イクイップメントとは
人気アウトドアギア・ブランドの裏方として、長く製品の生産を担ってきたのが「ロックフィールド・イクイップメント（LOCKFIELD EQUIPMENT）」だ。もともとは量産前の試作品製作などを中心にした事業を行なっており、長年培ってきた高い技術力を背景にして、樹脂成形品などの製造を行っている。
PHOTO｜KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT｜KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED｜2023
SOURCE｜Camp Goods Magazine Vol.30
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