田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)|日本百景・田沢湖の湖畔に位置した、設備の充実した高規格のキャンプ場

東日本

キャンプサイトから眺める田沢湖の美しさは格別だ。うねりや波、流れのある海や川と違って、風さえなければ湖はいつも静かな水面をたたえており、眺めているだけでもゆったりとした気分に浸らせてくれる。特に朝夕のやわらかな日差しの中で見る光景はすばらしく、日の傾きとともに表情を変えていく湖面を眺めているだけで心が洗われていくことだろう。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲「縄文の森たざわこ」の中央に位置する「縄文広場」の上空からの写真。下に見えるのが区画化された電源付きの「くにますサイト」。キャンピングカーサイトも用意されている。また。湖畔沿いの林の中に広がるのが林間のフリーサイトだ。

日本国内には湖沼が2000近くあるそうだが、中でも秋田県の田沢湖は、最大深度423.4mと、日本一の深さを誇る湖として知られている。

湖の周囲は約20kmあり、キャンプ場も3つある。それぞれが適度な距離をとりながら、表情の異なる美しい湖を囲んで営業を行っている。

この内、「田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ」は、湖畔にあるキャンプ場の中では最も北側に位置し、規模や設備などの面でも充実している施設だ。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲湖畔とは反対の北東側に位置する「いぬわしサイト」は高台から場内を見下ろす眺望を誇る。周囲の山林にはブナやカエデの原生林も広がるため、紅葉の時期も美しい。

「田沢湖遊泳場」からも約2kmと近く、夏季は水遊びも楽しめる。クルマで30分圏内には乳頭温泉郷を筆頭に5つもの温泉があるので、夜はゆったりと湯に浸かることもできるだろう。

この「縄文の森たざわこ」は1995年にリゾート開発の一環として計画され、造成が開始された。

ところが、着工後間もなく計画していた土地から縄文時代の遺跡が発掘されたため一時発掘調査が入り、その後オープンに至ったという経緯を持つ。

このためキャンプ場の名称に“縄文”の文字が入っているのだ。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲「縄文の森たざわこ」全景。写真右手側が「いぬわしサイト」、左手側が「くにますサイト」。敷地の中央に広大な芝生の広場もある。場内はドッグフレンドリーで、大きなドッグランも備わる。

場内には当時の暮らしをイメージさせるコテージも備わっており、縄文時代からこの地で人々が生活していたことをうかがい知ることができる。

そんな田沢湖の湖畔に広がるキャンプ場では、約1500坪にも及ぶ広大な場内に、山側(東側)の「いぬわしサイト」(24区画)と湖畔側(西側)の「くにますサイト」(27区画)という2つのオートキャンプエリアを展開する。

山側に位置する上段の「いぬわしサイト」からは、以前は田沢湖がきれいに望めたそうだが、湖畔沿いの木立が成長してしまい、最近は湖畔の眺望が悪くなってしまったのが残念だ。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲キャンプ場の北東側にある「いぬわしサイト」からの眺望。階段状に整地された区画サイトは概ね100㎡(10×10m)。田沢湖は木立の間からわずかに望める。

なお、これらの区画サイトにはいずれも電源が用意されており、占有スペースも約100㎡(幅約10×奥行10m)とゆったりしたサイズで、サイト内に車両の乗り入れも可。

さらに湖畔側には車両の乗り入れができるフリーサイト(電源なし)も備わっており、大型のテントやタープを張ることもできる。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲下段側のフリーサイト。車両の乗り入れも可。定員は15組。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲地面はいずれも芝生や草。日除けとなる木立も適度な間隔を置いて並んでいる。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲サニタリー棟にはコインシャワー、洗面、水洗式トイレなどが備わる。「いぬわしサイト」側の方がサニタリー棟の設備も多い。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲SUPなどのアクティビティも楽しめる田沢湖。近くには遊泳のできる場所もある。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲炊事棟は「いぬわしサイト」「くにますサイト」のぞれぞえに備わっている。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲炊事棟に給湯設備はないが、洗面所はお湯が出る。場内にはコインシャワーもあり。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲田沢湖の湖岸を囲む車道。キャンプ場から湖畔へ出るには車道を横断する必要がある。交通には十分以上に気をつけて!

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲美しい湖面に心が癒される田沢湖。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ(秋田県)

▲湖水の透明度も高く、ウォーターアクティビティには最適だ。

VIEW|景観
湖岸に位置する林間のキャンプ場。いずれも芝生の美しいサイトが広がっている。湖岸側のフリーサイトは林間のロケーション。上段の「いぬわしサイト」にも日除けになる木立がある。繁忙期でも静かな環境は「くにますサイト」内の管理棟裏側。「くにますサイト」は開放的なロケーション。

FOOD and DRINK| 食料・飲料
最寄りのコンビニは国道沿いにあり、約4km(クルマで約7分)。9kmほど離れた田沢湖駅の周辺に大型スーパーがあるので、食料・飲料の現地調達も可能だ。

ACCESS |交通
東北自動車道・盛岡ICから約46km(クルマで60分)。横手市方面からの場合は、秋田自動車道・大曲ICからも同じような距離。高速道路からはやや距離がある。

ADVICE|ひとことアドバイス
田沢湖の湖畔には湖岸でキャンプのできる施設はない。湖岸をぐるりと車道が囲んでおり、3つあるキャンプ場はいずれも湖岸でのキャンプができない。「田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ」で湖畔に近いのは湖岸側のフリーサイト。ただし、湖岸にでるには車道を横断することになるので、十分に交通に気をつけて。

田沢湖オートキャンプ場 縄文の森たざわこ|TAZAWAKO AUTO CAMP GROUND JOMON-NO MORI TAZAWAKO
WEBサイトhttps://tazawako-autocamp.com
所在地〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢潟前63-2
営業期間4月下旬〜11月上旬
定休日なし
電話番号0187-58-0666
サイト数区画サイト:51区画 フリーサイト:15組
参考料金5300円(大人2名利用時の税込合計料金)
予約方法WEB
チェックイン14:00
チェックアウト13:00(※バンガローのみ11:00)
地面芝生・草
備考入場料(大人):500円(※小中学生は250円)
テントサイト:4300円(電源付き)
キャンピングカーサイト:6400円(電源付き)
フリーサイト:2200円(電源なし)
※すべて宿泊時の料金。別途日帰り料金設定あり
※別途会員料金設定あり
※場内のほぼ全域でWi-Fiの利用が可能
設備
区画サイトフリーサイトAC電源車両搬入オートキャンプ簡易宿泊棟
水回り付宿泊棟ペット共用ドッグラン焚き火直火炊事場
××
給湯ゴミ捨てシャワー風呂洋式水洗トイレ洗浄機能付き便座
××
BBQ設備洗濯機乾燥機自販機管理棟24時間管理
売店Wi-Fi※全域で可レストランレンタル
××

注意営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。
掲載されている写真は取材時のものです(以下のPUBLISHED参照)。現況と異なる場合がありますので、必ず最新の状況を施設で確認してください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|全国キャンプ場ガイドブック 2022-2023

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