岡山方面からの場合は瀬戸大橋、大阪・名古屋方面からの場合は鳴門大橋、さらに九州・広島方面からの場合はしまなみ街道など、本州側からのアクセスも良い立地にある、体験型アウトドアショップが「クルーザキャンプ」だ。

▲店内奥にキッチンがあり、フードブースはキッチン側と一段高い位置にあるプール側の2ヶ所に合計34席が用意されている。
瀬戸大橋の南側に位置する香川県綾歌郡宇多津町にある、アウトドア用品の専門店が「クルーザキャンプ」だ。
キャンプ好きのオーナーの発案により2022年にオープンした店舗は、グッズやギアの販売の他、隣接するプールでカヤックを試してみることができるという体験型のアウトドア用品専門店。
約70坪という大きな床面積を誇る店内は基本的にはライトユーザー向けの品揃えで、女性やビギナーでも楽しめる商品構成となっているが、コレクターズアイテムのヴィンテージ・ランタンやガレージブランドのギア類も並べられており、マニアックなキャンパーにとっても見応えのあるラインナップになっている。

▲地元丸亀市を拠点にするジ アイアン フィールド ギアの製品はほぼ全てのラインナップを取り扱う。
特に地元である丸亀市を拠点にした「ジ アイアン フィールド ギア(THEIRON FIELD GEAR)」の製品には力を入れている。
元々オーナー同士がキャンプ仲間ということもあり、ショップの店頭にも“THE IRONFIELD GEAR”のロゴが大きく掲げられている。
同ブランドの製品は薪ストーブや焚き火台など幅広いが、大きさや使い勝手などの点からもやはり実際の製品で大きさを確認してから購入を検討したい。その点ここではほぼすべての製品を実物で確認できるというから頼もしいかぎりだ。

▲プールエリアを見下ろすフードブース。ランチだけでなく、ディナータイムも営業している。パフェやクレープなどのスイーツ系も充実。人気はバーガー類だ。
こうしたアウトドア用品が並ぶエリアから一段上がった場所には34席の本格的なフードブースも用意。じつは店舗を運営するのは同じ香川県内にある地場の飲食チェーンで、店舗の並びにある焼肉屋や居酒屋も同系列だ。
このため食材に関する知識・経験も豊富なことから、「クルーザキャンプ」でもハンバーガーを中心としたメニューを提供している。厳選したパティやオリジナルソースが自慢のアメリカンスタイル・ハンバーガーが店内のフードブースで楽しめるのだ。

▲プールエリアには水が勢いよく流れ落ちる人工滝も設置されている。プールサイドでは焚き火体験やバーベキューも楽しめる。
さらに店内で買い物をしたり、飲食をしたりすると店舗の脇に設けられたプールエリアでカヤックを楽しむことも可能。屋外スペースでは他にもバーベキューや焚き火を楽しむこともできる。
フードやアクティビティも充実した「クルーザキャンプ」は、地元のキャンパーはもちろん、四国遠征の際に立ち寄るにも最適なスポットといえそうだ。

▲店舗には、気軽に購入できる調味料やレトルト食材も用意されており、女性客にも喜ばれそうだ。特にカレー系のランナップは豊富。

▲マニア垂涎のヴィンテージ・コールマンは店舗オーナーのコレクション。非売品ではあるが、めったに見ることのできない希少なアイテムが並んでいる。

▲カヤックも取り扱っており、その場で体験試乗もできる。

▲小物や雑貨も揃っているので、気軽に立ち寄れる。
次のページでは取り扱い商品の一部をご紹介しよう。
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