長さ約90cm、重量約1kgの超ロング＆ヘビー級のペグが登場!　どうやって使う!?

長さ約90cm、重量約1kgの超ヘビー級なペグがUPIからリリースされた。一般的なペグは長いものでもせいぜい30cm位だが、この新製品「マルチロングペグ」はあまりにも大きい！　そして重たい!! 果たしてどんな風に使うのだろうか。

▲マルチロングペグは1本から購入可能。

タキビズムからリリースされた新製品の「マルチロングペグ」は、使い手側の工夫次第でさまざまな形で利用できる多機能ツール。長さ約90cm、1本約1kgという鋳鉄製のペグで、ヘッド部分にはマルチペグ同士を貫通できる穴が空いている。

使い方は一般的なペグと同じで、地面に先端部を刺してハンマーで叩いて固定するだけ。問題は使い方だ。

ひとつは3本を組み合わせることで出来上がるトライポッド。ヘッド部分の穴にカラビナを通してあげれば、崩れることなく固定可能。

次いで2本のマルチロングペグを固定して、ヘッド部分の穴にもう1本のマルチペグを通すことでツールハンガーにもなる。

さらにタキビズムのジカビ（焚き火台）の縁を固定したマルチロングペグに引っ掛けると、焚き火台を空中に浮かして、スタンドスタイルで焚き火を楽しめるようになる。

他にも、ランタンハンガーにしたり風避けのポールにしたり……まさに使い方は無限大。マルチロングペグはキャンパーの工夫次第でいかようにも使える、まさに「多用途」な道具となりそうだ。

▲5本セットは単品で購入するよ売りも割安なセット価格になっている。

▲素材は鉄(艶消しクリア塗装)。ペグの先端保護キャップが付属する。

▲ペグに設けられたオリジナルフックを使い、複数を組み合わせることで様々なシーンで使用可能。

▲ヘッド部分には、他のマルチロングペグを通すことのできる穴も空いている。

▲ヘッド部分はハンマーで打ち込みしやすい形状。また、さまざまなものをハンギングするのにもちょうどいいフックも備わっている。

▲ランタンフックとしても機能するマルチロングポール。

▲3本のマルチロングペグを束ねてカラビナで結束すれば、簡単にトライポッドが出来上がる。

▲焚き火の際の風除け用ポールとしても活用できる。

▲組み方を変えると薪スタンドにもなる。

▲写真はトライポッド＋ツールハンガーとしての応用例。5本のマルチロングペグがあれば、こうしたアレンジも可能だ。

ABOUT TAKIBISM｜タキビズムとは
焚火をライフワークとする寒川一さんと、鉄作家でもある槙塚鉄工所の槇塚登さんによるこだわりの焚火道具ブランド。日本のクラフトマンシップが息づくプロダクツに惹かれる熱心なファンが多い。

TEXT｜KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED｜2023
SOURCE｜Camp Goods Magazine Vol.34

※本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。