MONO THREE(モノスリー)|福岡県|木工の街・福岡県大川市に誕生した私設公園併設の新ショップ

ショップ

九州を代表するキャンプ用品店として、充実した商品ラインナップを誇る「クロスオレンジ」が、第2号店として2022年9月にオープンさせたのが「MONO THREE(以下モノスリー)」だ。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲アウトサイドインのチビチェアなどが並ぶ店内中央部。一部は土のままになっており、苔むした流木が横たわっている。

クロスオレンジの2号店として
2022年9月にグランドオープン

「モノスリー」の店舗があるのは家具の町として知られる福岡県大川市。木の魅力を通して新しいクリエイティブを生み出し、「今までなかったモノをつくる。みんながときめくコトをつくる」をテーマにとした新施設「ARBOR(アーバー)」の施設内である。

福岡県の地元企業が作ったこの施設は、誰もが気軽に立ち寄れるという私設公園を併設しており、定期的に国内外のクリエイターやアーティスト、職人たちが来場し、エキシビションやワークショップなどを開催するというもの。その本館1階に入店したのが、ここで紹介する「モノスリー」である。

店名の「モノ」は記号の「+」で表し、近江商人の哲学「三方良し」から「3」を引用。「+」の文字はもちろん姉妹店である「クロスオレンジ」の店名に由来する。

スタイリッシュな店内はキャンプ用品を並べた専門店というよりも、アウトドアをテーマにしたライフスタイルショップといった方が正解だろう。店舗の入口から店内に向かってさまざまなアート作品や塊根植物が並んでおり、フレグランスやソープなどの雑貨、Tシャツやシューズなどのアパレル類がディスプレイされている。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲「モノスリー」ではアパレルやフレグランスなどの雑貨にも力を入れている他、ハンモックなども取り扱っている。木製の芯に火をつけると、パチパチという心地よい音と共にゆらめく炎を楽しめるキャンドルもある。

木や革を題材に使ったワークショップも積極的に開催

店舗中央には土を盛ったスペースがあり、苔むした流木も横たわっている。天井を見上げるとアーティスト・神山隆二氏の手がけたネオンサインも飾られている。

キャンプ用品は店舗奥のカウンターに向かって左右に並んでいる。カウンターはカフェを兼ねており、オーダーしたコーヒーは店舗の内外あるスペースで味わえる。

もちろん、焚き火台やチェア、テーブルなどの用品は一通り揃っているし、姉妹店の「クロスオレンジ」よりも、数は少ないがヴィンテージのランタンなども扱っている。

店内では木や革を題材にしたワークショップも定期的に開催されるそうだ。

なお、目の前にある私設公園には誰でも使えるファイヤーピットもあるので、焚き火を目的に訪れてみるのもいいだろう。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲焚き火台やテーブルなど、ひと通りのキャンプ用品も揃う。アシモクラフツやズールーギア、ヨカなどのブランドが揃っている。

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▲店舗入口部分。数々のアート作品に、思わず目を奪われる。写真中央の雲のオブジェはアーティスト・田上雅彦氏の作品だ。

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▲店舗奥のコーナーではLEDランタン&ライトやナイフや斧・鉈なども取り揃えている。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲レジカウンター脇にはカフェコーナーも設置されている。コーヒーを片手に店内や目の前の公園で一息つくことも。

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▲フラットだった場所に盛土してちいさな山をこしらえた私設公園。一番上にはファイヤーピットが設けられており、自由に焚き火を楽しめる。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲「ARBOR(アーバー)」の施設内、本館1階にあるのが「モノスリー」。駐車場は道路を挟んだ施設の反対側にある。「モノスリー」の大きな看板はないため、「ARBOR」という文字を目指して訪れよう。

スタイリッシュな店舗で取り扱われる人気アイテム

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲イーノ・サブ6:イーノのラインナップの中でも最軽量のモデル。ハイキングなどにも持ち出しやすい。通気性や速乾性に優れており、耐荷重は約136kg (1人まで)という十分な強度。サイズは約2.7×1.2m。重さは約164g。

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▲ベスタ・レーズスカーペット・焚き火チェア:ベスタ・レーズスカーペットとは、スペイン語で「最良の道具」という意味。焚き火チェアはジタブルタンニン鞣しによるヌメ革を使った折りたたみ式のスツール。サイズは座面高が約35cmと焚き火をするのにちょうどいい高さ。革とステッチの色の組み合わせが5パターンほどある。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲イーノ・ヘリオス・ウルトラライトサスペンションシステム:サブ6と相性のいい軽量ハンモック・スプリング。ロープ部分は強力なダイニーマ素材から出来ており、耐荷重約136kgを誇る。また、樹木などに掛ける部分は幅のある柔らかなストラップになっている。

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▲クリーンプッシュ・クリーンプッシュ:携帯用の除菌・消毒液スプレーボトル。上部を回すとスプレー容器のプッシュヘッドが露出して、手指消毒ができる。中身の消毒液は、補充して使うことができる。

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▲カメヤマキャンドル・香る線香:20 分程度で消える香りのいい短めの線香。リモートワークやキャンプでのリフレッシュにサッと使える。香りの種類も増え続けており、自分好みの香りを見つけるのも楽しい。

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▲ノマディクス・ノマディクスタオル:リサイクルポリエステル+ナイロンを素
材にした大きめのタオル。サイズは72×184cm。ヨガやビーチ、トラベルなど、多様なシーンで使える。きめ細かい編み目によって吸水力が高く、水切れがよく乾きやすいのも特徴。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲ルージー・オイルランタン:燃料ボトルに見えるが、じつはオイルランプ。パラフィンオイルを入れて火をつけるとオイルランタンとして使える。クリアガラス製の容器のため、パラフィンオイルの色を変えることで雰囲気も大きく変わる。ドイツ製。

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▲フェデカ・クレバートング:テーブルの上にそのまま置いても先端がつかずに衛生的に使えるトング。ウッドグリップ部は写真の名栗の他、プレーンやマルチカラーもある。全長約240mm、 重量約70g。

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▲ウッドウィック・ハースウイック:ハース(Hearth)とは暖炉のこと。木製の芯に火をつけると、パチパチという音と共に、暖炉でゆらめくような炎を楽しめる香り付きのキャンドル。香りの種類も多く、好みの香りを探してみて。

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▲モーラナイフ・ウッド:スウェーデンの民芸品「ダーラホース」の自作キット。ダーラホースとナイフがセットになっている。ナイフはウッドカービング120(カーボンスチール)。未完成品のダーラホースと日本語説明書付き。

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▲タフグリッド・タフグリッド 750ポンド・ミルスペックパラコード(50FT):MILスペックをクリアした高強度のパラコード。一般的なパラコード(耐荷重250kg)は2本のナイロンの糸を7本束ねて作られているが、こちらは3本のナイロン糸をより合わせて作ったインナーコードを11本束にして、耐荷重を340kgまで引き上げている。長さ約15m。

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▲カグラ・オーク:焚き火の前にあぐらをかいて座ることのできる、焚き火を楽しむ為のローチェア。フレームはオーク材とウォールナット材の2種類で、共にオイル仕上げ。シートは帆布(白(生成)・黒)を組み合わせている。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲カグラ・ウォールナット。

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▲猟師缶・熟成猪のキーマカレー:福岡県産の熟成猪肉を使用したキーマカレーの缶詰。熟成した猪肉は、脂のあまみ・肉のうまみを感じられる。意外にも臭みはほとんど感じられず、猪肉が苦手な方でもおいしく食べられる。

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▲ノバスコシアフィッシャーマン・レスキューバーム:あらゆる肌トラブルに対応する万能バーム。アウトドアで傷んだ肌の回復にぴったり。股擦れや床擦れ、ひじやかかとのガサガサ、ひび割れなど、痛む箇所に使える。

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▲ハイム・ドナベスキレット・ソロ:アウトドアでも使えるように開発された陶磁器製の土鍋スキレット。耐熱コーティングされており、350℃の温度差にも耐えられる。直火、オーブン、レンジにも対応。焚き火に直接かけられる耐久性の高い品。

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▲ズールーギア・ZG-X1 C3(焚火台+ゴトク+サイドテーブル×1):黒皮鉄製の焚き火台。簡単に組立・撤収ができる。写真はゴトクとサイドテーブルのオプションが付いたセットで、焚き火台の持ち手部分で連結できる。熱に強い鉄製のテーブルのため、熱々の鍋もそのまま置ける。

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▲トバトバコーラ・クラフトコーラシロップ(中):喜界島で製造されている無添加・無着色のコーラシロップ。在来種の島みかんに、喜界島産きび糖やコーラナッツなどの14種類のスパイスを調合。炭酸水はもちろん、お酒やホットミルク、料理などとも相性がいい。

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▲ペーパースカイ・エコトラベルバッグ:薄くて軽量、柔らかな風合いながらも高い強度を誇るエコバッグ。内部にある巾着型のポケットにバッグ全体をコンパクトに収納できる。袋口が大きく開くので、肩にかけたまま荷物の出し入れもできる。

MONO THREE(モノスリー)|福岡県

▲ジベタリアン・火消し袋:軽量で丸めて使える火消し袋。容量は500mlペットボトルが3本楽に入るサイズ。マチを太めに作っているため、自立することが可能で、両側のループでペグダウンするとより安心。火消し壺より手軽に持っていける。

SHOP INFORMATION
店舗名MONO THREE|モノスリー
所在地〒831-0026 福岡県大川市三丸1231-2
営業時間11:00〜19:00
定休日火曜日・水曜日
電話番号0944-85-8301
アクセス九州縦貫自動車道・八女ICから約16km(クルマで約30分)
Instagram@mono_three
WEBサイトなし

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|CAMP GOODS MAGAZINE vol.32

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