内海湾を望む絶景と開放感のある美しい芝生のキャンプサイト。道央自動車道を使えば、札幌市内からでも2時間で到着できるという便のいい立地。さらにビギナーでも安心できる設備の整ったキャンプ場が「オートリゾート八雲」だ。小さな子どもを連れたファミリーキャンプでも、安心できるキャンプ場といえるだろう。

▲写真はクルマの横付けができないフリーサイト。専用駐車場にクルマを止めて、好きな場所にテントを設営する。荷物が多い場合は駐車スペースのそばに設営すれば、オートキャンプと大差ない。ただし、専用の設備はなにもないので、共有の炊事棟を利用する。
北海道中南部の室蘭から長万部、函館へと続く渡島半島の海岸線に囲まれた内浦湾は、直径50kmにも及ぶ巨大な湾だ。
周囲に活火山が多いことから、別名“噴火湾”とも呼ばれており、湾内ではホタテなどの養殖が盛んに行われている他、鮭やイカなどの漁も盛ん。「オートリゾート八雲」はこの内浦湾に面した高台に位置しており、「噴火湾パノラマパーク」に隣接するオートキャンプ場である。
特に北側のキャンプサイトはテントから直接内浦湾を望める見晴らしのいい環境にあり、天気のいい日は直線距離で60kmほど北東にある羊蹄山まで見渡すことができるなど、道南・道央の海や山を一望する“絶景”のキャンプ場としても知られている。
場内はこうした環境を活かすべく、見晴らしの良い設計になっており、開放感のある芝生のキャンプサイトが広がる。

▲木製テーブル&ベンチ、炊事用シンク(給湯なし)、電源が用意されるカーサイトA。炊事棟やセンターハウスに近いため、眺望と利便性の両方に優れている。海を望むには北側のA4〜A7がおすすめ。
さらにキッチンや風呂、水洗式トイレまで備わったロッジもあるので、予算や好みに応じて宿泊スタイルを選ぶことができるだろう。
もちろん、テント派のキャンパー向けスペースも充実している。
キャンプスペースは大別すると、クルマの横付けができる区画サイト(カーサイト)と、専用駐車場にクルマを止めて自由にテントを設営できるフリーテントサイトの2種類。前者は30区画、後者は約50組分のスペースが用意されている。

▲ペット連れの場合は眺望が良く、設備も整ったカーサイトBのみ利用可能。こちらも木製テーブル&ベンチ、炊事用シンク(給湯なし)、電源が用意されている。地面はペグの食いつきもいい芝生だ。
場内には美しく整備された舗装済みの園路が縦横に走っており、その左右にカーサイトやロッジが連なる配置だ。
ちなみにカーサイトはA~Dまで4ブロックあり、区画ごとに専用の木製テーブル&ベンチ、炊事用シンク(給湯なし)、電源が用意されるという充実した内容で、ビギナーやファミリーキャンパーにも安心して利用できるだろう(カーサイトCのみ炊事用シンクなし)。
専有面積も14×14m(約200平米)と大型テントを設営しても十分なサイズ。

▲共有設備の「星の広場(炊事棟)」。カーサイトC、Dに囲まれており、洗浄機能付き便座を備える水洗式トイレもある
また、フリーサイト(車両乗り入れ不可)にも、サイトに隣接する形で18台分の駐車場が用意されており、設営場所を工夫すればオートキャンプのようにも使える(満車の場合は第二駐車場へ)。
スペースを気にせずテントを広げ、しかも安価な料金でキャンプを楽しみたいならこのフリーテントサイトを。
しっかりとした設備に囲まれ、海を望む景観も楽しみたいならカーサイトB、またはAを。さらに林間の区画サイトをリーズナブルに楽しみたいならカーサイトCがおすすめだ。_

▲木製テーブル&ベンチと電源は備わるが、炊事用シンク(給湯なし)のないカーサイトC。シンク付きのカーサイトA、B、Dよりも割安な料金設定になっており、リーズナブルに快適性を確保したいというキャンパーには最適な区画サイトだ。

▲子どもたちが大喜びしそうなツリーハウス。センターハウスの脇に設置されており、誰でも自由に遊ぶことができる。

▲共有設備の「星の広場(炊事棟)」は円形になっており、中央部がキャンプファイヤー用のサークルになっている。

▲共有設備の「星の広場(炊事棟)」の内部。

▲場内には大型のドッグラン(写真)も設置されている。また、さまざまな動植物が生息している「とんぼの池(ビオトープ)」はキャンプ場の北側の森の脇にあり、フリーテントサイトの奥に位置している。

▲センターハウス(管理棟)は9時から19時までオープン。

▲管理棟の室内には受付、浄機能付き便座を備えた水洗式トイレ、コインシャワー、ランドリー、売店や自動販売機が備わる。肌寒い季節には暖炉で温まることも。

▲場内には鉄釜でお湯を沸かす五右衛門風呂が2つ用意されている。同時に2名以上で利用できる。ただし洗い場は五右衛門風呂のまわりにはないので、体を温めるだけだ。

▲カーサイトAの北端に用意されたウッドテーブルと椅子。キャンプ場利用者なら、自由に使用できる。
VIEW|景観
開放感のある芝生のキャンプ場。高台に位置しており、カーサイトBおよびカーサイトAの区画サイトからは内海湾やニセコ周辺の山々を望むことができる。海沿いのため風が強い日もあるので、テントやタープはしっかり固定しよう。
FOOD and DRINK| 食料・飲料
コンビニは八雲町方向に複数あり。最短は「オートリゾート八雲」から3km、クルマで5分の距離にある。他にも町内にはスーパー、ドラッグストアなどが複数あるため、食料・飲料は現地調達が可能。ただし函館方面(落部IC)は近隣に店舗がない。
ACCESS |交通
函館市内から約70km(クルマで約90分)。札幌市内から約200km(同約2時間)。いずれも道央自動車道が利用できる。函館方面からは落部IC、札幌方面からの場合は八雲ICが最寄りとなり、いずれも国道5号線を経由。噴火湾パノラマパークが目印。
ADVICE|ひとことアドバイス
眺望がいいのは「カーサイトA」や「カーサイトB」。抜けた眺望はないが、開放感もあり、広々とした草原のような「フリーテントサイト」(サイト内に車両の乗り入れはできない)を利用し、駐車スペースのすぐそばにテントを設営すれば、ほとんどオートキャンプ。
| オートリゾート八雲|AUTO RESORT YAKUMO | |
| WEBサイト | https://yakumo.shopro.co.jp |
| 所在地 | 〒049-3124 北海道二海郡八雲町浜松368-1 |
| 営業期間 | 4月~11月まで |
| 定休日 | なし |
| 電話番号 | 0120-415-992 |
| サイト数 | 区画サイト:30区画、フリーサイト:50組、宿泊棟:12棟 |
| 参考料金 | 4090円(大人2名利用時の参考料金) |
| 予約方法 | 電話・WEBサイト |
| チェックイン | 13:00~18:00(※ロッジは15:00〜18:00)/td> |
| チェックアウト | 11:00 (※ロッジのチェックアウトも11:00) |
| 地面 | 芝生 |
| 備考 | 区画オートサイト:1区画 2090円〜 フリーテントサイト:宿泊 550円〜 ロッジ:1棟 1万560円〜 入村料:1名(中学生以上)1000円 入村料:1名(3歳〜小学生)550円 ※入場料は3才未満無料 |
| 設備 | |||||
| 区画サイト | フリーサイト | AC電源 | 車両搬入 | オートキャンプ | 簡易宿泊棟 |
| ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
| 水回り付宿泊棟 | ペット | 共用ドッグラン | 焚き火 | 直火 | 炊事場 |
| ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
| 給湯 | ゴミ捨て | シャワー | 風呂 | 洋式水洗トイレ | 洗浄機能付き便座 |
| × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| BBQ設備 | 洗濯機 | 乾燥機 | 自販機 | 管理棟 | 24時間管理 |
| × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 売店 | Wi-Fi | レストラン | レンタル | ||
| ◯ | ◯ | × | ◯ | ||
| 注意 | 営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。 |
掲載されている写真は取材時のものです(以下のPUBLISHED参照)。現況と異なる場合がありますので、必ず最新の状況を施設で確認してください。
UP DAT|2023/8
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2020
SOURCE|Camp Goods Magazine vol.13
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