29Lというたっぷりとしたサイズの車載用冷蔵冷凍庫と専用設計されたポータブルバッテリーという組み合わせ。バッテリーはもちろん冷凍冷蔵庫に内蔵可能。「そうそう、こういう組み合わせが欲しかった」と思わず頷いてしまうカップリングの新製品が登場した。
これからのシーズン、バッテリー式の車載冷凍冷蔵庫はクルマを使った旅やレジャーには必需品ともいえる。特に冷凍機能の付いたモデルなら、飲み物用の氷や、手軽に調理できる冷凍食品まで気兼ねなくフィールドへ持ち込める。

▲シンプルな筐体。上部には栓抜き、短辺側には車載時にシートベルトなどで固定するフックも備えている。
「ボージアールヴィ(BougeRV)」からリリースされた29Lタイプの車載冷凍冷蔵庫「CRPRO30」は、独立して使用できるポータブルバッテリーを電源として利用できる、便利な機能を搭載した新モデルだ。
専用バッテリーを使用するモデルでは車載冷凍冷蔵庫以外にその使い道は限られるが、このモデルでは独立したポータブルバッテリー(別売)を電源として使えるところが大きな違い。
もちろん、バッテリーは冷凍冷蔵庫本体に収納可能。必要のない時はポータブルバッテリーとしてさまざまな家電製品への電源供給にも使用できる。

▲蓋付きのボックスはドリンクホルダーとしても使用可能。庫内にはLEDライトを備え、夜間でも内部が見やすい。
冷凍冷蔵機能はマイナス22℃から10℃まで。メーカー発表の資料では25℃から0℃まで急速冷蔵するのに約15分。マイナス22℃(一般的な家庭用冷凍庫はマイナス18℃)まで冷やすのに約40分だ。
前述したポータブルバッテリー(別売)を電源として使った場合、約6時間の連続給電が可能。キャンプサイトに到着し、設営から夕食、食後のアルコールまで、しっかり冷やしてくれるから、もう電源供給を気にすることはないだろう。
ちなみに車両搭載時はDC12Vソケットからポータブルバッテリーを経由してCRPRO30へ繋ぐことで、バッテリーを充電しなが冷凍・冷蔵することもできる。別売のソーラーパネルを組み合わせると、電源のないところでも給電が可能だ。

▲本体上部には電源用コードを収納する蓋付きボックスがあり、ここに別売のポータブルバッテリーを収納できる。

▲容量29Lを誇る車載冷蔵冷凍庫。350mlの缶なら40缶、550mlのペットボトルは23本、2Lのペットボトルなら縦にしたまま6本収納できる。

▲電源はAC、DCの他、別売のポータブルバッテリーを使っても冷凍・冷蔵が可能。写真の29Lタイプの他に、20L、25Lタイプもある。

▲220Wh/10000mAhを誇るポータブルバッテリー。単体でも使用でき、Type-Cの入力・出力ポート、USB-A出力、LEDライトなどを装備。AC充電の場合、約3.2時間で80%、DC充電の場合3時間で80%の充電が可能。
SPEC | |
ブランド | ボージアールヴィ(BougeRV) |
モデル | 車載冷蔵庫 29L CRPRO30 |
サイズ | W59×D32×H41cm |
重量 | 約12.5kg/td> |
カラー | ホワイト、ブラック |
価格 | 2万8980円(税込) |
WEB | https://jp.bougerv.com |
SPEC | |
ブランド | ボージアールヴィ(BougeRV) |
モデル | ポータブル電源CRPRO220Wh |
サイズ | W18×D8.8×H7.3cm |
重量 | 約1.5kg/td> |
価格 | 1万9980円(税込) |
WEB | https://jp.bougerv.com |
ABOUT BougeRV| ボージアールヴィとは
バッテリー製品を中心としたアウトドア用品ブランド。ポータブルバッテリーやクーラーボックス、ポータブルクーラーなど屋外でも快適に使用できるアイテムをラインナップする。
PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2023
SOURCE|Camp Goods Magazine Vol.30
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