キャンパーたちの気になる愛車|カリスマ的ギアショップオーナーが愛用するフォードEシリーズ

クルマとバイク

ホワイトのボディにブラックグリルを装着した高年式のフォードE150を長年愛用しているのは、デバイスワークス(DEVICE WORKS)代表の秋山さん。仕事にアウトドアに大活躍している大切な相棒だ。 

デバイスワークス

▲E150は全長5.5m、全幅2mとかなり大きいが4.6リッターV8を搭載し、パワフルに走るのが魅力。

フォードEシリーズはかつてエコノラインと呼ばれていたが、2001年よりEシリーズに名称変更された。その後フェイスリフトによってモダンなデザインとなるが、2014年にモデルは廃止された。

秋山さんが入手したのは、そんな最終年式となる2014年モデルのE150だ。3列のシートを備え側面に窓を持つパッセンジャーモデルで、本来はクロームのグリルと異形ヘッドライトが備わるが、あえてパネルバン用のブラックグリルと低グレード用の規格型ヘッドライトを装着。働くクルマ感がグッと増している。

「このE150は会社をスタートした時に買った思い入れのある一台なんです。だからこれからもずっと乗り続けたくて、ちょうど一年前に各部のリフレッシュを兼ねて全体に手を入れました」と秋山さん。

創業以来家族で行くキャンプはもちろん、納品や遠方の展示会への遠征など、あらゆる場面で共に駆け抜けてきた長年の愛車がカスタムによってイメージチェンジを果たしたというわけだ。

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▲ホイールは16インチのPRO COMPの32Bandidoをチョイス。タイヤはCOPPER DISCOVERER AT3を組み合わせる。

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▲フロントバンパーにはパイプガードを装着。

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▲フルレングスのキャリアとDOMETICのサイドオーニング。

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▲サイドステップも装着済み。

長年愛用してきたE150に
カスタムを加えて大幅にリフレッシュ

外観は新たにフロントのパイプバンパーやサイドステップを装着し、ルーフにもサイドオーニングを取り付けた巨大なルーフラックを搭載し、よりワイルドなスタイルとなった。

足回りはブッシュ類を交換し、乗り心地の向上を狙って今回新たにビルシュタインショックを装着。ホイール&タイヤも変更している。これによって乗り心地は良くなり、ロードノイズも減少したそうだ。

秋山さんのリニューアルは外装だけでなく、運転中に常に触れる内装にも及ぶ。フロントシート2脚は純正をベースにサポート形状も変更し、バックレストに「DEVISE WORKS」のロゴが刺繍で入るレザー張りでリニューアル。

これまではセカンドシート、サードシートともに装着していたが、セカンドシートは国産の車中泊仕様などではポピュラーなREVOシートを加工装着し、サードシートは外すことで、フルフラットなスペースは確保しつつ、後部に広大なラゲッジスペースを作り出した。

セカンドシートを後ろ向きにし、後部にチェアとテーブルを置くことで、車内でくつろぐこともできるのもお気に入りのポイントだ。

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▲サードシートを外すことで広大なラゲッジスペースを確保。テーブルとチェアを置けば車内でくつろぐことも可能だ。

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▲新たにレザーで張り替えられたフロントシートはサポート形状も変更し、背もたれには刺繍も入る。

デバイスワークス

▲セカンドシートはREVOシートをチョイス。

ABOUT DEVICE WORKS|デバイスワークスとは
デバイスワークスグラフィックデザイン会社の代表兼デザイナーでもある秋山大輔さんが立ち上げたギアの専門店。セレクトしたアイテムだけでなく、自社ブランド品も数多く開発する。2018年にオープンした店舗は2023年6月に横浜駅近郊から横浜市金沢区へ移転、作業場やクルマを格納できるビルトインガレージまですべてをワンストップで完結できるようなスペースに拡大された。

CONTACT|デバイスワークス
WEB|https://dwcamp.com/
PHOTO|DAISUKE KATSUMURA
TEXT|DAISUKE KATSUMURA
PUBLISHED|2023
SOURCE|Camp Goods Magazine Vol.32

※商品の詳細は掲載時のものとなります。
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