STAGEX高島(滋賀県)|ゆったり・贅沢に過ごす、琵琶湖湖畔のグランピング施設

西日本

琵琶湖の湖畔道路を走っていると突然目の前に現れる異国の風景。大きな風車にきれいに手入れされた芝生に、美しい池など、まさに極上のアウトドア体験を楽しめるのが2018年にオープンしたグランピング施設「ステージクス高島」だ。ペット連れでも楽しめる設備もあり、ペットフレンドリーなアウトドアリゾート施設といえるだろう。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲総面積7ha(約2 万1000坪)の広大な敷地には、北エリアにメイン棟や宿泊施設を配置。南エリアには日帰りBBQ広場もある。ほかにもカフェレストランやレンタル・サイクルステーションなども完備する。

2万1000坪という広大な敷地を有する「ステージクス高島」は、県道333号を挟んで琵琶湖を望む湖畔に立つ、2018年にオープンしたラグジュアリーなグランピング施設だ。

手ぶらでキャンプ気分を味わえるグランピング施設ということから、電車で来場される方も多く、その場合はJR湖西線・新旭駅で下車すれば、送迎にも対応してくれる。

敷地内はとにかく広く、ゆったりとしているのが特徴。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲広大な芝生の広がる「フェス広場」沿いに設営されている常設の「グランピングテント」。小川沿いにテントが並んだ光景は、夜になるとほのかなライトの明かりで幻想的に変わる。

北エリアにはメイン棟や宿泊施設が並び、琵琶湖の水を引き込んだ池を挟む南エリアには、琵琶湖の湖畔では最大級となる「バーベキュー広場」も用意されている。

総合受付として機能するセンターハウスも、まるでホテルのようだ。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲受付、レストラン、風呂などが備わるセンターハウス。

このセンターハウス内にはカフェや大浴場などの設備も整っており、宿泊客以外でもランチやカフェメニューなどを楽しめる。

宿泊棟は合計3タイプあり、このうちグランピング施設が2タイプとなる。ひとつは「フェス広場」と呼ばれる広大な芝生の広場を中心に配置された「グランピングテント」。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲まるでホテルのような、快適な滞在を楽しめる「グランピングテント」。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲「ペット同伴テント」の室内。(写真提供:ステージクス高島)

場内を流れる小川沿いに配置された6棟のロータスベルテントは、すべて60㎡のウッドデッキ上に設営されており、テント内には冷暖房も完備。ホテルタイプのクイーンベッドにリビングスペース、ハンモックや屋外ソファ、冷蔵庫、焚き火台に洗い場など、キャンプ気分を味わえる贅沢な設備だ。

もうひとつ、湖畔側の池沿いに設置されているグランピングテントは「ペット同伴宿泊テント」。こちらは文字どおりペットと一緒に宿泊できる設備で、ワンポールテントをベースに合計3棟が設営されている(日帰り用に別途3棟あり)。

50㎡のウッドデッキ上に宿泊用のテントが展開されており、内部はクイーンベッド1台など「グランピングテント」と同様の豪華で快適な設備だ。

ほかにもウッドデッキ付きの「キャビン」(ドッグキャビンもあり)や「グランピングドーム」なども用意されている。

「グランピングテント」はどちらのタイプも基本定員は2名(最大3名)だが、多人数で利用する場合は10棟あるキャビンも利用可能だ。

なお、利用にあたっては、いずれもディナーのオーダーが必須となっているのでご注意を。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲キャビンの室内。水回りなどがすべて揃った宿泊棟になっている。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲「キャビン」には専用のウッドデッキも備わっている。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲趣向を凝らしたさまざまなメニューを堪能できるレストラン。

ステージクス高島|STAGEX高島(滋賀県)

▲メニュー例。(写真提供:ステージクス高島)

VIEW|景観
琵琶湖の北部・西岸の湖畔に広がるグランピング施設。施設と湖岸の間を県道333号が走っている。場内は広々とした開放的な景観となっており、大きな池や小川もある。

FOOD and DRINK| 食料・飲料
高島市の市街地に近いため、飲料・食料の調達は容易だ。施設から5km圏内に複数のコンビニ、大小のスーパーマーケットなどがあり、必要な物はある程度手に入る環境だ。

ACCESS |交通
大阪・京都方面からの場合は、名神高速道路・京都東ICから湖西道路を経由して約50km、クルマで約60分。名古屋方面からの場合は北陸自動車道・木之本ICから約38km(同約45分)。

ADVICE|ひとことアドバイス
すぐそばには大手スーパーの「平和堂」があるほか、道の駅「藤樹の里あどがわ」もある。食料・飲料などは現地調達が容易。もっとも、グランピングだけに美味しそうなメニューが豊富に用意されている。

ステージクス高島|STAGEX TAKASHIMA
WEBサイトhttps://www.takashima.stagex.jp
所在地〒520-1511 滋賀県高島市新旭町藁園336
営業期間通年(テントは4月中旬〜11月末)
定休日なし
電話番号0740-25-8212
サイト数宿泊棟(グランピング):9棟
キャビン:10棟
日帰りテント:3棟
参考料金2万5000円〜(大人2名宿泊料2万5000円※別途夕食の注文が必須)
予約方法WEB・電話
チェックイン15:00~
チェックアウト~11:00
地面芝生
備考※宿泊棟の料金はWEBサイトで確認を
設備
区画サイトフリーサイトAC電源車両搬入オートキャンプ簡易宿泊棟
××××××
水回り付宿泊棟ペット共用ドッグラン焚き火直火炊事場
××
給湯ゴミ捨てコインシャワー風呂洋式水洗トイレ洗浄機能付き便座
××
BBQ設備洗濯機乾燥機自販機管理棟24時間管理
×××
売店Wi-Fiレストランレンタル
×××

注意営業内容は変更されている場合があります。詳細は各施設に直接お問い合わせください。
掲載されている写真は取材時のものです(以下のPUBLISHED参照)。現況と異なる場合がありますので、必ず最新の状況を施設で確認してください。

PHOTO|KAZUTOSHI AKIMOTO
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2022
SOURCE|全国キャンプ場ガイドブック 2022-2023

Copyright © Camp Goods Magazine
本WEBサイトにて掲載されている写真及びテキストの無断転載を禁じます。

関連記事

新着記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


人気ランキング

  1. 1

    キャンプ・アンド・キャビンズ山中湖(山梨県)|2023年、もっとも注目すべきキャンプ場がグランドオープン

  2. 2

    The Country Sunset(ザ・カントリー・サンセット)|千葉県|房総半島・茂原にオープンしたガレージブランドの新拠点

  3. 3

    キトウシ(来止臥)野営場(北海道)|断崖絶壁から太平洋を見下ろす「上級者向け」絶景の野営場

  4. 4

    燈人(トモシビト)|沖縄県|沖縄・那覇市内に立地する希少なキャンプ用品専門店

  5. 5

    オートキャンプ竜門(大分県)|趣向を凝らした貸し切り家族湯も必見! 設備の揃った温泉付きキャンプ場

最近の記事

  1. キャンプグッズ・マガジン vol.36|4月30日発売

  2. キャンセル分追加募集中【5月25日〜26日】LAND CRUISER CAMP OUT FUJI 2024|ランドクルーザー・キャンプアウト富士2024

  3. キャンプグッズ・マガジン vol.35|2月29日発売

  4. 【5月25日〜26日】LAND CRUISER CAMP OUT FUJI 2024|ランドクルーザー・キャンプアウト富士2024

  5. 彩り豊富なヘルシーラビゴットソースとサーモン焼き

TOP