数多くのキャンパーから支持を受けているポータブルバッテリーが「ラチタ・エナーボックス01」だ。その性能は、iphone 75台分という120,000mAhの大容量バッテリーに支えられており、最大出力400W(定格)と身近な家電製品にも対応する高性能製品だ。
満充電時にはスマートフォンなら約30回の給電が可能。他にも扇風機なら約15時間、ノートPCなら約10時間の連続稼働が可能だという。石油ファンヒーター(弱50Wで約8時間使用可能)や電気毛布(中18Wで約20時間使用可能)など、冬季の暖房にも活用できるだろう。
この「エナーボックス01」では、バッテリーに一般的なリチウムイオン電池ではなく、三元系リチウムポリマー電池を採用しているのも大きな特徴のひとつだ。メーカーによれば、「リチウムイオン電池と比較してパワーや充電効率、安全性において高性能。特に安全性においては独自の内部制御機構によって1千万分の1秒の速さで電池内部のショートを防ぐため、落下や外部からの衝撃を受けて本体から発火に至る可能性が低い」という。
またオプションとして81Wという高出力なソーラーパネルが用意されているのもポイントだ。編集部所有の私物で充電した際にも高速充電ぶりが確認できた。あくまでも参考値だが、真夏の晴天下なら8時間程度で満充電させることも可能だろう。
ラインナップは「エナーボックス01」と、性能は同じくカーチャージャーが付属する「エナーボックス450」の2種に加え、「エナーボックス01」のホワイトボディと、飛沫防水性能を高めた「エナーボックス01-SP」がラインナップされている。