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特集|一生モノの革ジャケット|バックドロップ・レザー×プラットフォーム・ロッカー・レザージャケット

アメリカ・テネシー州で今でもひとつひとつハンドメイドで生産されるカーミットチェア。ひとりのモーターサイクリストが生み出したこのフォールディングチェアは、オーク材(またはウォルナット材)を元にした木製のフレームと、シンプルな帆布製の生地を組み合わせた“定番”のキャンプ道具のひとつだ。

折りたたんで専用ケースに収納すれば2Lのペットボトル程度のサイズに収まってしまうほどコンパクト。さらに木部には船舶用のクリア塗装仕上げが施されており、耐水性にも配慮されている。

座面は約30cmと、焚き火を楽しむようなロースタイルにもぴったりだ。このように使い勝手に溢れ、さらに木の温もりをも感じさせてくれるカーミットチェアは、日本国内でも数多くのキャンパーに愛されている人気の高いアイテムのひとつといえるだろう。

キャメルカラーのレザーを使用 したプラットフォーム・ロッカーの別 注品。張り替えジャケットのみで税別 価格は3万2000円。

もっとも、長く使うほどにどうしても避けられないのが“経年劣化”だ。特に帆布製の生地は長く使っていると次第に伸びてしまうことが多い。このため、現在では様々なブランドから、カーミットチェア用の張り替えジャケット(シート生地)が発売されている。

オリジナルと同じキャンバス(帆布)はもちろん、ヘヴィデューティナイロンや風合いのある革など、その素材も千差万別である。バックドロップ・レザー×プラットフォーム・ロッカーのコラボ作品であるレザージャケットも、牛革(ナチュラルシュリンクレザー)を使用した張り替え用の張り地だ。

キャンプ業界では馴染みの少ないバックドロップ・レザー(BACKDROP Leathers)は、実はカスタムバイク業界で活躍する革のスペシャリスト。“世界に一つだけ”のカスタムバイクシートを製作し、その製法を落とし込んだレザーアイテムも多数展開している。世界中に広がる顧客の中にはハリウッドセレブも含まれるというから、そちらの世界ではまさに名の知れた存在なのだ。

牛革を使ったナチュラルシュリンクレザーを素材に、ダイヤモンドステッチ仕上げとした張り替えジャケット。 裏地は第一次世界大戦から使われているUSアーミーの高密度ダック地。防水用のパラフィン加工済み

そんなバックドロップ・レザーの美しい革細工・革加工の腕を見込んで、キャンプ用のチェアなどを製造・販売するプラットフォーム・ロッカー(Platform Rocker)がコラボレーションを仕掛けたのが、ご覧のレザージャケットである。

ひと目でその美しさを感じとれるレザージャケットだが、そのポイントとなっているのは、表面に施された“ダイヤステッチ”だ。幾何学的な柄が整然と並ぶその姿こそ、まさにバックドロップ・レザーの真骨頂。

バイク用のカスタムシートで培ってきたこの美しい革細工加工は、使用している内に凸部が衣服とすれて磨かれていき、艶のコントラストがより一層強調されるという、革本来の性能をしっかりと引き出したもの。長く使うほど、より美しくなるという“経年変化”をカーミットチェアに与えたのが、このレザージャケットなのだ。

ラインナップは手持ちのカーミットチェアのフレームを利用して張り地のみを装着するレザージャケット(税別価格:3万2000円)と、あらかじめレザージャケット装着済みのカーミットチェア本体にプラットフォーム・ロッカー製のロッキングベースを加えた3点セット(税別価格:7万1000円)。後者にはウォルナット材を使ったカーミットチェアも選べる(税別価格:7万8000円)。

プラットフォーム・ロッカー製のロッキングベースは単品販売も行っている。オーク材用とウォルナット材用がある(税別価格:1 万5000円)。

ポイント
・どこで買えるの?
バックドロップレザー、プラットフォーム・ロッカー共にそれぞれのWEBサイト(以下参照)経由で製品を購入できる。
・在庫はあるの?
どちらもハンドメイドであるため、常時在庫があるわけではないようだ。在庫や納期などは、それぞれのWEBサイト経由で確認しよう。

バックドロップ・レザー×プラットフォーム・ロッカー・レザージャケット (※張り替えジャケットのみ)
ブラック 価格:3万2000円(税別)
※革ジャケットのみ。カーミットチェア本体付きのセットもある。
キャメル 価格:3万2000円(税別)
※革ジャケットのみ。カーミットチェア本体付きのセットもある。
ロッキングベース 価格: 1 万5000円(税別)
※カラーはオークまたはウォルナットから選べる
問い合わせ先 バックドロップ・レザー(BACKDROP Leathers)
WEBサイト https://back-drop.net
問い合わせ先 プラットフォーム・ロッカー(Platform Rocker)
WEBサイト https://platform-rocker.net

PHOTO|KOSUKE ARAI
TEXT|KAZUTOSHI AKIMOTO
PUBLISHED|2020
SOURCE|CAMP GOODS MAGAZINE vol.10

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